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イギリス原産の犬の種類

イギリス原産の犬の種類に関する犬の情報を掲載しています。イギリス原産の犬の種類カテゴリーに属している犬種の一覧です。詳細を読むからその犬の詳細情報を見ることができます。

イギリス原産とされている犬の種類とそれぞれの犬種ごとの特徴やしつけ方、飼い方、育て方、かかりやすい病気などをまとめています。

犬の図鑑 犬の種類やしつけ、特徴、飼いやすさなどをガイド

  

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

その起源はよく判っていないが、11世紀に書かれた書物にウェールズの牧畜犬が登場している事から、かなりその歴史は古いと考えられている。
元々は南ウェールズのペンブロークシャー地方で牧畜犬として牛を誘導する仕事をしていたとされる。1920年代になるとドッグショーにも登場するようになった。
その後、徐々に注目されはじめ、ブリーダーにより交配を繰り返し、人気を集めるようになっていった。

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ウェルシュ・コーギー・カーディガン

その起源はよく判っていないが、何世紀も前に中央ヨーロッパからウェールズ地方に渡ったとされる。イギリスに持ち込まれた犬種としては最も古いものと考えられており、「イングリッシュ・ターン・スピッツ・ドッグ(絶滅種)」の血統が入っていると考えられている。

当初は番犬や狩猟犬として飼育されていたが、その後は主に王族が所有していた広い領土で家畜を誘導する牧畜犬として使役されるようになる。

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スムース・フォックス・テリア

その起源は17世紀頃とされる。主に「イングリッシュ・フォックスハウンド」と共にキツネの狩猟を行う仕事を行っていた。主な役割は、イングリッシュ・フォックスハウンドにキツネを捕獲させるため、地中のキツネを追い出す役割を担っていた。

元々は赤毛が主流だったが、獲物と区別しやすいように改良が施され、薄暗い場所でも識別しやすい様に現在のようなカラーになった。

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ワイヤー・フォックス・テリア

2種類あるフォックス・テリアのうち、針金のような剛毛の被毛を持ったワイアー・タイプ(もう一方はスムース・タイプのスムース・フォックス・テリア)。
その起源はウェールズ地方に生息していた、「ラフ・コーテッド・ブラック・アンド・タン・テリア」から派生したとされる。
元々は、地中のキツネを捕獲する優れた能力を持った狩猟犬として使役されていた。

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レークランド・テリア

起源はよく判っていないが、おそらくボーダー・テリア、ベドリントン・テリア、フォックス・テリアを交配し、イギリスの湖水地方カンバーランドで誕生したとされる。
元々はキツネやカワウソなどの捕獲を行う狩猟犬として使役されていた。

キツネ狩りが趣味として行われるようになると、それに伴いレークランド・テリアの人気も上昇。当時は「パターデール・テリア」「フェル・テリア」「エルターウォーター・テリア」などさまざまな名前で呼ばれていたが、1921年に正式に「レークランド・テリア」と認定された。 その後、ドッグショーでも注目を集めるようになっていった。

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ラブラドール・レトリバー

名前はカナダの「ラブラドール半島」に由来。しかし原産はラブラドール半島ではなくニューファンドランド島。当時その島に生息したセント・ジョンズ・ウォーター・ドッグとニューファンドランドを交配させて19世紀に誕生した。ニューファンドランド犬との混同を避けるため、イギリスのブリーダーにより「ラブラドール」と名付けられた。

元々は、カナダ東海岸のラブラドル海流の冷たい海中で、網から脱ちた魚を回収する仕事をしていた。その後、イギリスに渡ると。打ち落とされた水鳥の回収を行う犬として改良され、現在の作業犬の基礎となった。

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ヨークシャー・テリア

通称「ヨーキー」。
19世紀中頃、イギリスのヨークシャー地方の工業地帯で働く人々の家屋を荒らすネズミを捕まえるための狩猟犬として、ウォーターサイド・テリア、クライデスデール・テリア、ペイズリー・テリア、スカイ・テリア、ダンディ・ディンモント・テリア、マルチーズなど、様々なテリア種を交配し誕生した。

最初は「ブロークン・ヘアード・スコッチ・オア・ヨークシャー・テリア」と呼ばれていたが、長すぎたため「ヨークシャー・テリア」と呼ばれるようになった。

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マンチェスター・テリア

19世紀頃、ネズミなどの狩猟を行う犬を作る目的でブラック・アンド・タン・テリアやウィペットなどを交配させ誕生した。そのほか流行していたネズミやウサギ捕獲ゲームに使う目的でも作られた。元々は原種であるブラック・アンド・タン・テリアがその役割を担っていたが、運動神経が抜群な所を買われ、本家よりその評判を呼んでゲーム用や作業犬として使われるようになった。

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マスティフ

紀元前1000年ごろにフェニキア人がイギリスへ持ち込んだ闘犬「パグノーズ・ブリタンニア」や「モロサス犬」などが原種と考えられている。

当初は闘犬として使役され、またそのイメージも強いが、大人しい性格であるため闘犬にはあまり向かなかった。主に番犬や狩猟犬として仕事をしていたとされる。

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ボーダー・テリア

現存する世界最古のテリア犬種とされ、世界最古の地中猟犬の姿を現在もとどめている犬種でもある。

ボーダー・テリアの原種と考えられるテリアは、14世紀頃より存在していたと考えられている。ボーダー・テリアとして正式な犬種になったのは17世紀になってからだが、独立した犬種として公認されたのは1920年と、かなり後になってからである。「ボーダー・ハント」という狩猟方法を行っていた事から、この名前が付けられた。

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ボーダー・コリー

8世紀後半から11世紀にかけて、バイキングがスカンジナビア半島からイギリスへ持ち込んだトナカイ用の牧畜犬が、ボーダー・コリーの起源と考えられている。
イングランドとスコットランドの境(ボーダー)に生息していた事からその名がつけられた。

その後、最も良く知られる事となるボーダー・コリーの仕事「牧羊犬」を作るため、その犬をイギリスの在来犬種と交配し誕生。イギリスの羊毛生産を支える重要な役割を果たした犬種となった。
一部はオーストラリアやニュージーランドにも持ち込まれ、イギリスと同じく牧羊犬として使役された。

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ベドリントン・テリア

一見子羊のように見える容姿をしたテリア系犬種。イングランド北西部ノーサンバーランド州にある炭鉱の町「ベドリントン」にちなんで命名されている。
原種は「ロズベリー・テリア」。当時ジプシーにより、スコットランドとの境近くにある「ロスベリーの森」でリス追いなどをするために作られた。

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ブル・マスティフ

1860年代頃、オールド・イングリッシュ・ブルドッグとマスティフを交配し誕生。当初は品種として定着しておらずミックス犬という認識だった。元々はライオンと戦う闘犬として使役されており、ライオンと兎角に戦ったという記録も数多く残されている。

1920年代初頭より、このミックス犬をさらにマスティフと交配させて、誕生した犬同士を繰り返し交配していく「戻し交配」で本格的に繁殖が進み純血種が固定されていった。

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ブル・テリア

原種は18世紀中期頃、イギリスで流行した牛と犬を戦わせる「ブル・バイティング」というスポーツに登場する闘犬を作る目的でホワイト・イングリッシュ・テリア、スタッフォードシャー・ブル・テリア、オールド・イングリッシュ・ブルドッグを交配させて誕生。その後スパニッシュ・ポインター等を交配させ、大型で力強い犬へと改良された。

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ブルドッグ

たるみで出来たしわとしかめ面のユニークなルックスで知られるブルドッグ。
その起源は18世紀頃のイギリス。当時、牛と犬を戦わせる「ブル・バイティング」というスポーツが誕生し、ブルドッグは一度噛み付いたら何があっても絶対に放さない力で、牛に対抗できる犬としてこの「ブル・バイティング」のため開発された。ブル・バイティングは大変な人気を集めるが1835年に禁止。犬同士を闘わせる試みもなされたが定着せずブルドッグの人気は急落した。

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ブラッド・ハウンド

原種の「セント・ヒューバート」の被毛の色を濃いめにし、嗅覚の発達した力強い犬種を作る目的で8~10世紀頃誕生したとされる。犬名は「高貴な血を継ぐ純血の犬」を意味する。

「追跡型猟犬」としての性質を持つブラッド・ハウンドは、主にセントハント(嗅覚猟)に用いられ、動物だけでなく囚人などの追跡などにも使役されていた。

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フラット・コーテッド・レトリバー

起源については諸説あるが比較的新しい犬種で、19世紀初頭ニューファンドランド、ラブラドール・レトリバー、セター、コリーなどとの交配によって誕生したと考えられている。
ドッグショーには1860年に既に登場したと見られる。当時は「ウェービー・コーテッド」と呼ばれており、絶大な人気を集めていた。しかし19世紀後半には差異があまり無かった「ゴールデン・レトリーバー」に人気を奪われるが、乱繁殖のブリーディングをを免れ、優秀な純血統種が守られてきた。

鳥類の狩猟犬として、陸上でも水中でも獲物を回収する運動神経のよい狩猟犬として重宝がられてきた。

陽気で優しく温和な性格で、感受性も強く学習能力も高い。狩猟犬の本能から大変活動的で走り回ったりする事を好むが、屋内などでは大人しくして過ごす事が多い。

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フィールド・スパニエル

この犬種が誕生した当初は、コッカー・スパニエルとの違いがほとんどなく同一犬種として取り扱われていた。しかし、徐々にスパニエル犬種の区別が明確になっていくにつれ、コッカー・スパニエルとは別の犬種として分類されるようになり、それぞれ独立した犬種として発展していった。

フィールド・スパニエルは「フラッシング」という、主人が鳥類を捕獲しやすくするために鳥類を発見し誘導して回収する作業を行う犬として、何百年もの間重宝され大切に飼育されていた。

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ビーグル

原産国イギリスでは古くよりウサギ狩猟犬として活躍。スポーツとしてのウサギ狩猟でも用いられていた。

ビーグルは豊富な体力と獲物を追いながら延々臭いを鳴き続ける「追い鳴き」と呼ばれる能力を持つ。最近ではその優れた嗅覚を活かし、空港などで持ち物検査をする「ワーキングドッグ」としても仕事をしている。

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ビアデッド・コリー

犬種名は「髭を生やしたコリー」という意味の英語からきている。

その原種は、中央ヨーロッパに存在した「コモドール」「ポーリッシュ・ローランド・シープドッグ」などの犬種と考えられている。その後1510年代初頭、ポーリッシュ・ローランド・シープドッグが、ポーランド人の貿易商によってスコットランドに持ち込まれる。その原種犬は厳しいスコットランドの気候のなかで、牧畜犬として使役されていた。

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ハーリア

セントハウンドの一種。別名ハリア。愛称でハーリーと呼ばれる事もある。

その歴史はかなり古く、13世紀頃には存在していたとの記録が残されている。当時、ウサギの狩猟犬として作られた。しかしウサギ猟の衰退と共にハーリアの頭数も減少。そんな絶滅の危機から保護するため、「フォックス・ハウンド」交配し改良され、容姿が変貌し狩猟能力も発達。それによりウサギ猟のみならずキツネ猟までこなせる犬種となった。

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ノーリッチ・テリア

ノーフォーク・テリアと起源はほぼ同じで、長い間明確な区別はなされず「垂れ耳タイプ」と「立ち耳タイプ」とに分類されていた。

1880年代頃、ケンブリッジ大学の学生の間でネズミを捕まえる目的として、小型テリアを飼う事が流行していた。これらの犬は「ボーダー・テリア」「アイリッシュ・テリア」などを地元在来のテリア種と交配したもので、「カンタブ・テリア」「トランピントン・テリア」という名前で呼ばれていた。

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ノーフォーク・テリア

原産国イギリスでは古くより、主に農村などでネズミやキツネ、アナグマなどの狩猟犬として使役されてきた。
テリアグループに属する犬種で、ノーリッチ・テリアと起源はほぼ同じ。事実ノーフォーク・テリアとノーリッチ・テリアは長い間、明確な区別はなされず、垂れ耳タイプと立ち耳タイプに分類されていた。

第2次世界大戦後には垂れ耳タイプと立ち耳タイプ同士の交配はほとんど行われなくなり、1960年代頃に初めて、立ち耳タイプはノーリッチ・テリア、垂れ耳タイプはノーフォーク・テリアと別の犬種として区別した。

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トイ・マンチェスター・テリア

イギリス原産のテリア犬種でマンチェスター・テリアの小型版。
19世紀、マンチェスター・テリアを小型化し、耳を立たせより俊足に改良し誕生した。しかしその目的はギャンブル絡みのネズミ探しゲームに使うためだったとされる。このゲームは一時期人気を集めたが、衰退後はネズミ駆除のできるペットして飼育され人気を博す。しかしその人気に伴い行われた乱繁殖により健康を害する犬が多く誕生し、19世紀後半には人気が落ち絶滅の危機に瀕する事となる。

しかしその後、愛好家により体高や体重の制限が緩和され、犬の質が向上すると再び人気を取り戻し頭数は回復していった。戦後は海外にも輸出され世界各地でペットとして人気犬種となっていった。
日本国内でもブリーディングが行われており、密かな人気を誇っている。

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ダンディ・ディンモント・テリア

18世紀にスコットランドとイングランドの境界付近で誕生したとされる。主にカワウソやアナグマ、キツネなどの狩猟犬として使役されていた。

当時は様々な名前で呼ばれていたが、1800年代初頭に発表されたイギリスの小説にこの犬種が登場し、その登場人物名からこの名が付いて定着していった。

猟犬の本能から性格はとても活発。独立心が強く、他人や他の犬に対しては距離を置いて接したり、攻撃的になる場合もある。

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スタッフォードシャー・ブル・テリア

19世紀頃、牛や熊と戦う闘犬用としてブルドッグ、スムース・フォックス・テリア、ホワイト・イングリッシュ・テリアと、数種類のテリア系犬種を交配させ誕生した。その人気は高く闘犬としてだけでなく番犬としても多く飼育されていた。

1830年代、イギリス政府により闘犬は廃止。しかしその後も一部の犬は違法にギャンブル用として使われていたが、1920年代前半になると闘犬として使われる事はほとんどなくなった。その後、ペットやショードッグとして飼育できるように、マンチェスター・テリアが交配され、攻撃的な闘犬気質が押さえられるなど性格面や体格面などの改良に成功した。
その結果ペットとしてイギリスで広く飼育されるようになった。現在でもその人気は高く、イギリスのみならずオーストラリアやニュージーランドなどをはじめ世界中でペットやショードッグとして定着している。

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スコティッシュ・ディアハウンド

イギリスのスコットランド原産の大型のサイトハウンド犬種。単にディアハウンドとも呼ぶ。その名の通り古くは鹿などの狩猟犬として使役されていた。アイルランド原産のアイリッシュ・ウルフハウンドとは兄弟犬種。

その発祥はよく判っていないが、アイルランドやスコットランドに生息した狼の狩猟犬が原種と考えられる。この原種は一度スコットランドで絶滅してしまうが、愛好家によってスコットランド側の原種のみ鹿狩り用の犬種へ改良され保存された。これがこのスコティッシュ・ディアハウンドと言われる。

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スコティッシュ・テリア

スコティッシュ・テリアの起源については諸説あり、はっきりした事はわかっていない。
誕生当初は、スコットランド高原地方のシンボルと言われた狩猟犬で、当時スコットランドのアバディーン地方で最も人気の高い犬だった事から、「アバディーン・テリア」と呼ばれていた。
1870年代頃には一時期、スコティッシュ・テリアについての定義が不安定になるが、その後1880年頃には、初めてスコティッシュ・テリアについて詳しく定義づけされる事となる。

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スカイ・テリア

イギリス・スコットランドのスカイ島原産のテリア犬種。
その起源はよく分かっていないが、主に野ウサギやアナグマなどを捕獲する地中狩猟犬として使役されていた。

ビクトリア女王がこの犬を寵愛した事や、独特の容姿からショードッグとしてイギリス国内で注目され、上流階級から一般の市民の間でも高い人気を集めた。

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シーリハム・テリア

19世紀中半、ジョン・エドワーズ氏により、勇敢で判断力の優れたテリア犬種を作り出す目的でブル・テリア、チェシャ・テリア、スタッフォードシャー・ブル・テリア、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア、ワイヤー・フォックス・テリア、ダンディ・ディンモント・テリアなどを交配し誕生。
主にキツネやアナグマ、イタチ、カワウソ、クマなどの狩猟犬として使役されていた。

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ジャック・ラッセル・テリア

イギリス原産の小型のテリア犬種。「パーソン・ラッセル・テリア」「アイリッシュ・ジャック・ラッセル・テリア」はこの犬を原種に誕生した犬種。

19世紀中頃、イギリスはデヴォンの「ジャック・ラッセル牧師」が、キツネなどの狩猟のためにスムース・フォックス・テリアボーダー・テリアを交配し、小型で白いテリアを作ったのがこの犬種の起源。

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シェットランド・シープドッグ

スコットランドのシェトランド諸島が原産地。「シェルティー」との愛称で呼ばれる。以前は「シェットランド・コリー」と呼ばれていた。
「小型のコリー」という位置づけ通り、コリーとよく似た外観を持ちつつ、コリーより小型である。小型化した理由としては、原産地であるシェトランド諸島の気候条件が考えられる。
シェトランド諸島は大変厳しい自然環境の中、牧草地として利用できる土地が限られていた。そのため飼料が不足し家畜は徐々に小型化していく事となり、結果、シェトランド諸島の羊はスコットランド地方の半分の大きさとなっている。シェットランド・シープドッグもその環境に伴い小型化したか、または小型の家畜に対応し小型化されたと考えられている。

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サセックス・スパニエル

18世紀末紀にA・E・フラー氏が、従順で体重のあるゆったりとした動きのフラッシング・ドッグを作り出す目的で生み出した犬種。「フィールド・スパニエル」を基本原種に「イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル」や「イングリッシュ・コッカー・スパニエル」などを交配させて誕生させた。

主に鳥を飛び立たせて追い出す「フラッシング」という作業を行うのに使役されていた。

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コリー

イギリスのスコットランド原産の牧羊犬種で、正式名は「ラフ・コリー」。一般的にコリーと言うと、このラフ・コリーを指す場合が多い。
およそ2000年程前にローマ人が原産地・スコットランドにもたらした「ワーキング・コリー」を原種とし品質改良された犬種であると考えられているが、その起源には諸説ありはっきりした事はわかっていない。
牧羊犬で知られる「ボーダー・コリー」と先祖犬が同じと言われている。

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ゴールデン・レトリーバー

19世紀前半、スコットランドのトゥイードマスにより品質改良されたのがゴールデン・レトリーバーの起源とされる。
もともと水鳥猟の際、獲物を回収する役目を果たす労働犬として使役されていた。1925年に犬種として認定。

非常に賢く学習能力も高いため、現在では、盲導犬や介助犬として、またその優れた嗅覚で麻薬探査犬としても能力を発揮している。またペットとしても幅広く愛されている人気犬種である。

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ゴードン・セター

ゴードン・セッターは、1600年代まで「ブラック・アンド・タン・セッター」という名前で呼ばれていた犬種の事で、スコットランドが原産地。その後1700年代後半頃より、スコットランドの「ゴードン城」で飼育されていた事から、「ゴードン・キャッスル・セッター」と呼ばれるようになったとされる。
1900年代初め頃に、この犬種の名前は一度以前のブラック・アンド・タン・セッターに戻されるが、現在では「ゴードン・セッター」として認定されている。

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ケアーン・テリア

ケアーン・テリアはテリア種のなかで最も古い犬種のひとつ。スコットランドのハイランド地方原産。積石の隙間や穴に生息しているカワウソやキツネなどの小動物を捕らえていた、スコットランドでは最古の使役犬と言われている。犬名は「積石(cairn)」という意味から。
オズの魔法使いに登場する「トト」はケアーン・テリアがモデル。

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クランバー・スパニエル

フランス、またはイギリス原産のスパニエル犬種の1つ。明確な事は判っていないが、「アルパイン・スパニエル」や「バセット・ハウンド」がその起源と考えられている。1770年の初頭まではフランスで主に繁殖が行われていた。しかしフランス革命の影響を逃れる為、愛好家達がイギリスのクランバー公園へ犬を避難させ、そこで保護や改良など本格的な繁殖が行われるようになった。犬種名はその公園の名前から付けられた。その後、エドワード7世やジョージ5世に飼われた事により、イギリスでの地位も上がったとされる。主に上流階級の人々の狩りの際、鳥を探して飛び立たせる「フラッシング・ドッグ」の役割を担った。

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キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルはイギリス産の小型犬の一種。スパニエル種に分類される。単に「キャバリア」や「キャバリエ」などと略されて呼ばれる事が多い。「キャバリア」の由来は、騎士という意味から。騎士らしく雄々しい感じがすることからつけられた。
「キングチャールズ」とは、イングランド王チャールズ1世・チャールズ2世がこの犬を大変気に入り、出かける際にもいつも連れ歩いていたという事に由来する。

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カーリーコーテッド・レトリーバー

カーリーコーテッド・レトリーバーは、アイリッシュ・ウォーター・スパニエル、ニューファンドランド、アイリッシュ・セッター、オールド・イングリッシュ・ウォーター・ドッグなどの犬種を交配して作られたイギリス最古のレトリーバー。18世紀後半頃からイギリスで、猟師が撃ち落とした獲物を回収するために使役されていたとされる。

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オッター・ハウンド

イギリス原産のセントハウンド犬種のひとつ。
オッターハウンドの原種は、12世紀の後半ごろに誕生したとされる古い犬種「オッタードッグ」に由来する。オッタードッグはもともとテリア犬種の特徴が強めに出ていた犬種であったが、改良過程でセントハウンド犬種の血が多く導入されて犬種として確立され、13世紀ごろオッターハウンドが完成した。
オッターハウンドの「オッター」とは、「カワウソ」という意味で、その名の通りカワウソの狩猟のために使役され、古くより一般市民からイギリス王族まで幅広く好まれていた。

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オールド・イングリッシュ・シープドッグ

オールド・イングリッシュ・シープドッグはイギリス原産の牧畜犬。英語では断尾されていることから「尻尾なし」という意味の「ボブテイル」と称される事もある。

イギリスの田舎の犬が起源とされているが、正確な事は判っていない。
1770年代に英国の画家により描かれている犬が、オールド・イングリッシュ・シープドッグの初期型だとの説や、 1800年代初期のイングランド南西部郡での牧畜犬・スミスフィールドやコッツウォルド・コーと呼ばれた犬もオールド・イングリッシュ・シープドッグの祖先である可能性などが指摘される。
しかし多くの愛好家はビアデッド・コリーが現在のオールド・イングリッシュ・シープドッグの原種の一つであるとしている 。また、サウス・ロシアン・シェパード・ドッグという種類が祖先の一つであるという説もある。

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エアデール・テリア

エアデール・テリアは、かつて水辺でカワウソ猟をしていた事から「水のテリア」とも呼ばれる。また、テリア種では最大の大きさを誇る大型のテリアであることから「テリアの王様」とも称される。
ウェルシュ・テリア同様、古いイギリスのテリア種、またはオールド・ブラック・アンド・タン・ラフ・テリアを原種とする犬種。
これらの犬は、ネズミやキツネなどさまざまな害獣を捕獲する狩猟犬としてイギリス、特に北部のヨークシャー地方で飼育されていた。

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ウェルシュ・テリア

ウェルシュ・テリアは、古くからウェールズ地方で家畜の番犬として飼われてきた犬種。
2種類しかいないウェールズ産のテリアのうちのひとつで、18~19世紀にイギリスで主流だったオールド・ブラック・アンド・タン・ラフ・テリアが原種と考えられている。
第一次世界大戦後の品種改良で、実用犬だった頃より容姿が発達し、現在のような品種として定着。主にペットして飼われている。

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ウェルシュ・スプリンガー・スパニエル

ウェルシュ・スプリンガー・スパニエルの起源には諸説あり、現在も議論されているところでもある。
約1300年頃のウェールズ地方の法令に、ウェルシュ・スプリンガー・スパニエルと思われる犬に関する記述があるが、これが現在のウェルシュ・スプリンガー・スパニエルの祖先なのかどうかは良く分かっていない。また、この犬種がイングリッシュ・スプリンガー・スパニエルと同時期に発展していったとする説や、イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルとクランバー・スパニエルとの交配から発達していったという説も存在する。

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ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア

スコットランド・西ハイランド地方原産の小型テリアで愛称はウェスティ。
性格や体型などから、農家でキツネやアナグマ、ネズミなどの害獣から穀物を守る番犬として1800年代に活躍していたケアーン・テリアを元に、1900年代初頭、この犬種の白い種類のみを西ハイランド地方の軍人・マルコルム大佐が繁殖させたポルタロック(ポルタロッチ)・テリアが、この犬の原種とされている。

日本には第2次世界大戦後に、アメリカを介して紹介され現在も根強い人気を誇る。

性格は何に対しても好奇心旺盛で、地面に穴を掘ったり時々吠えたりするなど活発に動き回っている事が多い。独立心が強く、少し頑固でわがままなところも。ただし、愛情深く親しみやすいテリア種のひとつともいえる。

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ウィペット

ウィペットは、イングランド原産のサイトハウンド犬種。名前は「鞭で打たれた馬のように早足で駆け回る」ことに由来していると言われている。
この犬種の元となった原種は、17世紀ごろに作出されたミディアム・グレイハウンド。このミディアム・グレイハウンドは、貧しい農民が共同で貴族からイングリッシュ・グレイハウンドを買い寄せ、改良を加えて小型化したものであると言われている。19世紀になるとこのミディアム種は更に改良がほどこされ、他のサイトハウンドタイプの犬種の血が導入されてウィペットが完成したとされる。主にサイトハント(視覚猟)に使われていたが、獲物の臭いのついたルアーを使ったドッグレースなどにも使われていた。

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イングリッシュ・ポインター

17世紀頃に誕生したとされるポインター。16から17世紀に近隣諸国の大陸よりイングランドに渡ったスパニッシュ・ポインターがその起源と考えられる。当初は野うさぎの居場所を見つけ、グレイハウンドに射止めさせるために利用されていた。18世紀に入ると、鳥類の猟で鳥の場所を見つけるのに優れた能力を発揮していた。

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イングリッシュ・トイ・スパニエル(キング・チャールズ・スパニエル)

イングリッシュ・トイ・スパニエルは、小型のスパニエル系と東洋の小型犬とを交配させた結果誕生した犬種。スコットランド王国のメアリー女王がフランスからトイ・スパニエルを連れてきたのがこの犬種のはじまりで、もともとはキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルと同じ種類だったといわれている。
当時は「癒しのスパニエル」と呼ばれ、上流階級の人々の間で飼育され、主に飼い主の足元や膝を温める愛玩犬として人気を博していた。この犬種を溺愛していた1人チャールズ2世の時代である17世紀にはこの犬種の一大ブームとなり、彼の名前にちなみキング・チャールズ・スパニエルと呼ばれるようになった。イギリスでは現在でもその名が継承されている。

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イングリッシュ・セッター

イングリッシュ・セッターの起源は14世紀頃。 当時、主に湿原地などでの狩りなどに活用されていた犬種とされ、セッターのなかでも最も古い歴史を持つとされる。
この犬種の祖先犬は、スパニッシュ・ポインター、スプリンガー・スパニエル、ウォーター・スパニエルなどと考えられている。

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イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル

16世紀後半、イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルは、主に陸地で活動をする「ランド・スパニエル」として初めて記録に登場している。その後、19世紀前半から改良が進み、ノーフォーク公爵によって作られたスプリンガーはこの犬種に多大な影響を与え、一時はこの犬種を「ノーフォーク・スパニエル」と呼んだ事もあった。その後、20世紀に入ると「イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル」として定着する事となる。

機敏で運動能力に優れたイングリッシュ・スプリンガー・スパニエルは、鳥を追い払ったり回収したりといった作業を行う優秀な鳥獣猟犬として、猟師たちから重宝され続けてきた。 現在では、鳥獣猟犬としてだけでなく、ペットとしても人気を集めている。

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イングリッシュ・コッカー・スパニエル

10世紀以前にイギリスに渡来したスペイン産のスパニエルを先祖とし、その後ウェールズ地方で現在の犬種が発展していったとされる。
元々、猟犬や番犬として鳥などの獲物を追い払ったり、回収する作業をするために作られたランド・スパニエルから枝分かれしていった犬種と考えられている。特に猟犬としての作業をしていた小型のスパニエルがコッカー・スパニエルの先祖と考えられる。

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アメリカン・スタッフォードシャー・テリア

19世紀後半にイギリスの移民によりアメリカに渡ったスタッフォードシャー・ブル・テリアがその起源。元々イギリスで闘犬だったが、アメリカでもさらに強い闘犬にすべく、アメリカン・ブルドッグやマスティフ種の犬と交配させることで独自改良されていった。
闘犬が禁止された後はペットや番犬として飼育されるようになったため、激しい気性と攻撃性を抑えるようにさらに改良が進められたとされる。

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