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原産国別

原産国別に関する犬の情報を掲載しています。原産国別カテゴリーに属している犬種の一覧です。詳細を読むからその犬の詳細情報を見ることができます。

犬の図鑑 犬の種類やしつけ、特徴、飼いやすさなどをガイド

  

ミニチュア・シュナウザー

小型のスタンダード・シュナウザーに、アッフェン・ピンシャー、プードルなどを交配して小型化に改良され誕生した。
農場のネズミ駆除の目的で作られ、19世紀末フランクフルト・アム・マインで固定化されたが犬種として安定せず、アメリカに渡った後固定化され、原産国のドイツをはるかにしのぐ頭数が飼育されてきた。日本には、昭和30年代頃よりアメリカから輸入されて広まった。現在ではペットやショードッグとして飼育され、テリア・グループ中では最も人気が高く「最良の家庭犬」と称される。

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ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

その起源はよく判っていないが、11世紀に書かれた書物にウェールズの牧畜犬が登場している事から、かなりその歴史は古いと考えられている。
元々は南ウェールズのペンブロークシャー地方で牧畜犬として牛を誘導する仕事をしていたとされる。1920年代になるとドッグショーにも登場するようになった。
その後、徐々に注目されはじめ、ブリーダーにより交配を繰り返し、人気を集めるようになっていった。

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ウェルシュ・コーギー・カーディガン

その起源はよく判っていないが、何世紀も前に中央ヨーロッパからウェールズ地方に渡ったとされる。イギリスに持ち込まれた犬種としては最も古いものと考えられており、「イングリッシュ・ターン・スピッツ・ドッグ(絶滅種)」の血統が入っていると考えられている。

当初は番犬や狩猟犬として飼育されていたが、その後は主に王族が所有していた広い領土で家畜を誘導する牧畜犬として使役されるようになる。

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スムース・フォックス・テリア

その起源は17世紀頃とされる。主に「イングリッシュ・フォックスハウンド」と共にキツネの狩猟を行う仕事を行っていた。主な役割は、イングリッシュ・フォックスハウンドにキツネを捕獲させるため、地中のキツネを追い出す役割を担っていた。

元々は赤毛が主流だったが、獲物と区別しやすいように改良が施され、薄暗い場所でも識別しやすい様に現在のようなカラーになった。

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プードル

プードルは大きさによって「トイ」「ミニチュア」「ミディアム」「スタンダード」の4種類に分類される。

古くよりヨーロッパ各地に存在し、その起源については諸説あり詳しい事は判っていない。フランスで特に人気を集めていた事から、フランス原産と考えるのが一般的だが、一方、「プードル」の語源はドイツ語であり、ドイツに存在した水辺の狩猟犬が原種との説や、南欧の水中作業犬(ウォータードッグ)との混血説などがある。

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ワイマラナー

マスティフとヨーロッパで繁殖されていたポインター種と交配して誕生したと考えられている。その歴史は古く、11世紀頃には良く似た犬種の存在が確認されている。
主にシカやクマなどの狩猟犬を作る目的で改良を重ねられた。その後は、主に上流階級の人々によって飼育されていたとされる。

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ワイヤー・フォックス・テリア

2種類あるフォックス・テリアのうち、針金のような剛毛の被毛を持ったワイアー・タイプ(もう一方はスムース・タイプのスムース・フォックス・テリア)。
その起源はウェールズ地方に生息していた、「ラフ・コーテッド・ブラック・アンド・タン・テリア」から派生したとされる。
元々は、地中のキツネを捕獲する優れた能力を持った狩猟犬として使役されていた。

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ロットワイラー

紀元前にローマ人が闘犬や飼育していたモロサスタイプの犬を、牧畜犬として改良されて誕生した。
主に牛の群れを誘導する牧牛犬や、警備犬としても使役されていた。19世紀に入り牧畜の仕事が機械化されると、警備犬としてや、軍用犬、警察犬としても仕事をするようになる。

1870年代になると、ドーベルマンの原種としてその作出に使われた事で知名度が上昇。現在でも作業犬としてや、ペット、ショードッグとして日本をはじめ世界中で多く飼育されている。
時に幼い子供を噛むなどの事件が起きているが、基本的には正しいしつけがなされていれば、自から積極的に人を襲う犬種ではないとされるため、正しいロットワイラーの飼育知識を持つ必要がある犬種である。

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ローデシアン・リッジバック

16~17世紀頃、ヨーロッパのボーア人たちが南アフリカに渡ってき際に伴っていたマスティフ、グレート・デーン、ブラッド・ハウンド、ポインター、スタッグハウンド、グレイハウンドなどの犬たちを、地元の「ホッテントット」という民族が飼育していた猟犬とを交配させ誕生した。当時は番犬や狩猟犬として使役されていた。
その後19世紀頃になると、犬名の由来となったアフリカの「ローデシア」にてライオン狩猟のためのライオン追いの仕事をするようになり、その事から当時は「ライオン・ドッグ」と命名され知名度を上げていった。

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ローシェン

上流階級の愛玩犬だった「ショックドッグ」という犬を元に、被毛をなめらかにし量を増やして改良した犬種であるとされるが、詳しい事はよく判っていない。しかしマルチーズやビション・フリーゼの血統が入っていると考えられている。

作出されてすぐにトレードマークである「ライオンクリップ」が考案され、貴婦人の抱き犬として高い人気を誇った。しかし、被毛の手入れに手間がかかったり、落ち着きの無い性格でよく無駄吠えをした事などから1960年代には人気が下降。ギネスブックにも「世界で最も生存数が少ない犬種」として当時された事もあるほど。

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レークランド・テリア

起源はよく判っていないが、おそらくボーダー・テリア、ベドリントン・テリア、フォックス・テリアを交配し、イギリスの湖水地方カンバーランドで誕生したとされる。
元々はキツネやカワウソなどの捕獲を行う狩猟犬として使役されていた。

キツネ狩りが趣味として行われるようになると、それに伴いレークランド・テリアの人気も上昇。当時は「パターデール・テリア」「フェル・テリア」「エルターウォーター・テリア」などさまざまな名前で呼ばれていたが、1921年に正式に「レークランド・テリア」と認定された。 その後、ドッグショーでも注目を集めるようになっていった。

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ラブラドール・レトリバー

名前はカナダの「ラブラドール半島」に由来。しかし原産はラブラドール半島ではなくニューファンドランド島。当時その島に生息したセント・ジョンズ・ウォーター・ドッグとニューファンドランドを交配させて19世紀に誕生した。ニューファンドランド犬との混同を避けるため、イギリスのブリーダーにより「ラブラドール」と名付けられた。

元々は、カナダ東海岸のラブラドル海流の冷たい海中で、網から脱ちた魚を回収する仕事をしていた。その後、イギリスに渡ると。打ち落とされた水鳥の回収を行う犬として改良され、現在の作業犬の基礎となった。

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ラサ・アプソ

その起源はよく判っていないが、古くからチベットの修道院で交配されてきたとされる。「輪廻転生」の信仰から、「チベット仏教僧が亡くなると、その魂がこの犬の体に入り込む」と伝わった事から、人々から神聖な犬として崇拝を受けてきた。 またシー・ズーやペキニーズの祖先犬にあたる。

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ヨークシャー・テリア

通称「ヨーキー」。
19世紀中頃、イギリスのヨークシャー地方の工業地帯で働く人々の家屋を荒らすネズミを捕まえるための狩猟犬として、ウォーターサイド・テリア、クライデスデール・テリア、ペイズリー・テリア、スカイ・テリア、ダンディ・ディンモント・テリア、マルチーズなど、様々なテリア種を交配し誕生した。

最初は「ブロークン・ヘアード・スコッチ・オア・ヨークシャー・テリア」と呼ばれていたが、長すぎたため「ヨークシャー・テリア」と呼ばれるようになった。

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ミニチュア・ピンシャー

起源について諸説あるが、ジャーマン・ピンシャー、ダックスフンド、イタリアン・グレーハウンドを交配して作られたと言われている。この犬種に似た犬が17世紀の絵画に描かれていることから、その頃には既に誕生していたと推測される。20世紀に入るとさらに小型化を目指し改良が進んで、現在のような容姿となったとされる。

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マンチェスター・テリア

19世紀頃、ネズミなどの狩猟を行う犬を作る目的でブラック・アンド・タン・テリアやウィペットなどを交配させ誕生した。そのほか流行していたネズミやウサギ捕獲ゲームに使う目的でも作られた。元々は原種であるブラック・アンド・タン・テリアがその役割を担っていたが、運動神経が抜群な所を買われ、本家よりその評判を呼んでゲーム用や作業犬として使われるようになった。

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マルチーズ

紀元前1500年頃、フェニキア人船乗りがマルタ島に持ち込んだ犬が原種とされ、マルタ島からその名前がつけられた。最初から愛玩犬として飼われた犬種としては最も古い。

14世紀頃より海外に持ち込まれるようになり、ヨーロッパなどでは主に上流階級の人々から寵愛を受けた。当時の絵画などからもその様子がうかがい知れる。イギリスのヴィクトリア女王が飼育していた犬としても知られる。

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マスティフ

紀元前1000年ごろにフェニキア人がイギリスへ持ち込んだ闘犬「パグノーズ・ブリタンニア」や「モロサス犬」などが原種と考えられている。

当初は闘犬として使役され、またそのイメージも強いが、大人しい性格であるため闘犬にはあまり向かなかった。主に番犬や狩猟犬として仕事をしていたとされる。

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ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグ

5~8世紀頃に中央アジアよりポルトガルに渡ったウォータードッグタイプの犬と、在来犬種とを交配させ誕生した犬種である。

主に海岸で多く飼育され、船から船へ泳いで荷物を渡したり、水中に落ちた荷物を拾ったり、悪天候の際に船同士の衝突を防ぐため吠えて知らせたり、漁の網の設置を手伝ったり、魚の群れを発見して知らせたり、海に潜り魚を網へ追い込んだりと、主に漁師のサポート役としてさまざまな仕事をこなしていた。

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ボーダー・テリア

現存する世界最古のテリア犬種とされ、世界最古の地中猟犬の姿を現在もとどめている犬種でもある。

ボーダー・テリアの原種と考えられるテリアは、14世紀頃より存在していたと考えられている。ボーダー・テリアとして正式な犬種になったのは17世紀になってからだが、独立した犬種として公認されたのは1920年と、かなり後になってからである。「ボーダー・ハント」という狩猟方法を行っていた事から、この名前が付けられた。

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ボーダー・コリー

8世紀後半から11世紀にかけて、バイキングがスカンジナビア半島からイギリスへ持ち込んだトナカイ用の牧畜犬が、ボーダー・コリーの起源と考えられている。
イングランドとスコットランドの境(ボーダー)に生息していた事からその名がつけられた。

その後、最も良く知られる事となるボーダー・コリーの仕事「牧羊犬」を作るため、その犬をイギリスの在来犬種と交配し誕生。イギリスの羊毛生産を支える重要な役割を果たした犬種となった。
一部はオーストラリアやニュージーランドにも持ち込まれ、イギリスと同じく牧羊犬として使役された。

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ボロニーズ

11世紀頃から存在していたとされる古い犬種である。
起源については諸説あるが、「ウォーター・スパニエル」を小型化して作ったという説や、古い愛玩犬種である「ショック・ドッグ」から突然変異により生まれた縮れ毛の犬をもとに交配し誕生したという説がある。また、ビション・フリーゼ、ハバニーズ、マルチーズなどのビション系犬種と血統的なかかわりを持つ犬種でもある。

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ボルゾイ

ボルゾイは何百年もの長い間、ロシアの貴族によりブリーディングされてきた犬種。ロシアン・ウルフハウンドという名でも知られる。

13世紀頃のロシアでは、狩猟犬を使ったウサギ狩りが、また15~16世紀になるとオオカミ狩りがスポーツとして上流社会の人々の間で盛んに行われていた。そのスポーツに使うため、ハウンド犬に「ベア・ハウンド」や「ロシアン・シープドッグ」を交配させ、大型化させたり被毛の量の多くしたりとの改良が施されてきた。 このイベントは当時100頭以上のボルゾイが狩りに参加する一大イベントであり、多くの人々が狩猟犬の飼育に当たって犬達を丁寧に育てていたとされる。

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ポメラニアン

原種は、スピッツ族の他の犬種と同じく「サモエド」であるとされる。
原産地は、バルト海南岸の3つの川に囲まれた「ポモージェ」地方で、この地でさまざまなタイプのスピッツ系犬種が飼育されていた。

18世紀頃、その中の小型のものがイギリスに渡り、原産地ポモージェの英語読み「ポメラニアン」の名で人気を集めるようになった。

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北海道犬

縄文時代初期、アイヌ民族が東北地方から北海道へ渡る際に伴っていた「マタギ犬(山岳狩猟犬)」が、北海道犬のルーツだとされている。
アイヌ民族は当時この犬を「セタ」または「シタ」と呼び、ヒグマやエゾシカの狩猟やその他の作業などに使役していた。

弥生時代に入ると、朝鮮半島経由で日本に移住した渡来人にもたらされた「弥生犬」と縄文犬などの日本在来犬と交配がなされたが、海に囲まれる北海道の地理上の理由から、弥生犬の影響はあまりうけず、縄文犬の血統が守られた。

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ボストン・テリア

その名の通りアメリカのボストンが発祥の地。1865年頃、上流階級の家庭に仕えていた人々が、雇い主たちに飼育されていた「イングリッシュ・テリア」と「ブルドッグ」を掛け合わせ「ホッパーズ・ジャッジ」という犬種を誕生させた。

大型犬だったホッパーズ・ジャッジを繰り返し小型犬と交配させ、小型化した犬をさらにフレンチ・ブルドッグと交配させてボストン・テリアが誕生したとされる。 その後、1880年代、この犬種は発祥地にちなんで「ボストン・テリア」と命名され一躍人気を集める事となる。

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ボクサー

ボクサーは、かつて中央ヨーロッパに生息した「ブレンバイサー」という犬種の中の2種類が原種と考えられている。
「ブレンバイサー」とはドイツ語で「雄牛噛み犬」と言う意味を持ち、その名の通りイノシシやシカ、クマなどの野生動物の狩猟に使役されていた。

1830年代頃、当時ヨーロッパ中で人気を集めていた「ブル・バイティング」というスポーツのため、「ブレンバイサー」にマスティフ系犬種、テリア系犬種、ブルドッグなどを交配させた大型で強い犬が作り出された。しかし、その後ドイツで「ブル・バイティング」が禁止になると、主に食肉業界で家畜を監視する仕事を担うようになる。

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ベルジアン・シェパード・ドッグ・ラケノア

元々は牧羊犬だった「ベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダール」「ベルジアン・シェパード・ドッグ・タービュレン」「ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノア」と同一犬種と見られ、ベルジアン・シェパード・ドッグとして1つの犬種との認識が強かった。

19世紀に入り、牧羊が機械化されると絶滅の危機に瀕する事となる。しかしベルジアン・シェパード・ドッグの保護と調査にあたるプロジェクトが設立され、これを機にベルジアン・シェパード・ドッグ4種をそれぞれ独立した犬種として分類しスタンダードを確立。本格的にブリーディングが行われるようになった。

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ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノア

元々は牧羊犬だった「ベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダール」「ベルジアン・シェパード・ドッグ・タービュレン」「ベルジアン・シェパード・ドッグ・ラケノア」と同一犬種と見られ、ベルジアン・シェパード・ドッグとして1つの犬種との認識が強かった。

19世紀に入り、牧羊が機械化されると絶滅の危機に瀕する事となる。しかしベルジアン・シェパード・ドッグの保護と調査にあたるプロジェクトが設立され、これを機にベルジアン・シェパード・ドッグ4種をそれぞれ独立した犬種として分類しスタンダードを確立。本格的にブリーディングが行われるようになった。

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ベルジアン・シェパード・ドッグ・タービュレン

元々は牧羊犬だった「ベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダール」「ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノア」「ベルジアン・シェパード・ドッグ・ラケノア」と同一犬種と見られ、ベルジアン・シェパード・ドッグとして1つの犬種との認識が強かった。

19世紀に入り、牧羊が機械化されると絶滅の危機に瀕する事となる。しかしベルジアン・シェパード・ドッグの保護と調査にあたるプロジェクトが設立され、これを機にベルジアン・シェパード・ドッグ4種をそれぞれ独立した犬種として分類しスタンダードを確立。本格的にブリーディングが行われるようになった。

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ベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダール

元々は牧羊犬だった「ベルジアン・シェパード・ドッグ・タービュレン」「ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノア」「ベルジアン・シェパード・ドッグ・ラケノア」と同一犬種と見られ、ベルジアン・シェパード・ドッグとして1つの犬種との認識が強かった。

19世紀に入り、牧羊が機械化されると絶滅の危機に瀕する事となる。しかしベルジアン・シェパード・ドッグの保護と調査にあたるプロジェクトが設立され、これを機にベルジアン・シェパード・ドッグ4種をそれぞれ独立した犬種として分類しスタンダードを確立。本格的にブリーディングが行われるようになった。

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ベドリントン・テリア

一見子羊のように見える容姿をしたテリア系犬種。イングランド北西部ノーサンバーランド州にある炭鉱の町「ベドリントン」にちなんで命名されている。
原種は「ロズベリー・テリア」。当時ジプシーにより、スコットランドとの境近くにある「ロスベリーの森」でリス追いなどをするために作られた。

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ペキニーズ

原種は「チベタン・スパニエル」。「シー・ズー」はこのペキニーズと「ラサ・アプソ」を交配して作られた犬種として知られる。最近の研究では「パグ」の祖先である事も分かってきている。

ペキニーズは中国の歴代王朝の宮廷で、ペットとして大切に飼育されていた。皇帝の葬儀の際、柩を墓に導くのは寵愛を受けたペキニーズの仕事とされており、西太后の葬儀では西太后に飼育されていたペキニーズが柩を誘導したという記録が残されている。
宮廷以外でも、スタンダード以外の犬は一般庶民の間でも飼育されていたようである。

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プーリー

プーリーは非常に古い血統を持つ牧畜犬で、1000年以上前に中央アジアからの移民に伴ってハンガリーに渡ったとされる。
当時はハンガリーの遊牧民たちにより、牧畜犬や護畜犬として使役されていた。

現在のプーリーの祖先は古代ハンガリーの牧羊犬だったと考えられる。遊牧民たちが家畜の群れとともに、牧畜犬として使役されていたプーリーをカルパート盆地に持ち込み、家畜をまとめる牧畜犬として使役していた。

20世紀初頭になり、広大な草原での伝統的な遊牧は行われなくなると、プーリーはペットとして飼育されるようになっていった。第2次世界大戦後にはプーリーはあまり注目されなくなり、現在では希少な犬種となっている。

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ブービエ・デ・フランダース

世界的に有名な名作「フランダースの犬」に登場するパトラッシュのモデル犬として知られる。

記録が残っていないため、この犬種のはっきりとした起源は判っていないが、マスティフ系やシープドッグ系、またスパニエル系の血統が入っていると考えられている。

元々は北フランスの平原や南西フランドル地方の広大な農場で、牛などの家畜の群れを誘導する牧畜犬として、また家畜や農場を警備したり、荷車を牽引したりと様々な仕事を行う作業犬だった。語源の「ブービエ」とはフランス語で「牛飼い」を意味する。

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フレンチ・ブルドッグ

18世紀、当時イギリスのノッティンガムでブルドッグが大変な人気を集めていた。19世紀の半ば頃、その中で特に体が小さいブルドッグが、この地方の多くのレース織物職人たちと共にフランスへ移住。その後、フランスの女性達の間で注目を集め、ブリーダー達により次々持ち込まれるようになるとその人気は徐々に広まり、首都であるパリでも大流行した。

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ブル・マスティフ

1860年代頃、オールド・イングリッシュ・ブルドッグとマスティフを交配し誕生。当初は品種として定着しておらずミックス犬という認識だった。元々はライオンと戦う闘犬として使役されており、ライオンと兎角に戦ったという記録も数多く残されている。

1920年代初頭より、このミックス犬をさらにマスティフと交配させて、誕生した犬同士を繰り返し交配していく「戻し交配」で本格的に繁殖が進み純血種が固定されていった。

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ブル・テリア

原種は18世紀中期頃、イギリスで流行した牛と犬を戦わせる「ブル・バイティング」というスポーツに登場する闘犬を作る目的でホワイト・イングリッシュ・テリア、スタッフォードシャー・ブル・テリア、オールド・イングリッシュ・ブルドッグを交配させて誕生。その後スパニッシュ・ポインター等を交配させ、大型で力強い犬へと改良された。

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ブルドッグ

たるみで出来たしわとしかめ面のユニークなルックスで知られるブルドッグ。
その起源は18世紀頃のイギリス。当時、牛と犬を戦わせる「ブル・バイティング」というスポーツが誕生し、ブルドッグは一度噛み付いたら何があっても絶対に放さない力で、牛に対抗できる犬としてこの「ブル・バイティング」のため開発された。ブル・バイティングは大変な人気を集めるが1835年に禁止。犬同士を闘わせる試みもなされたが定着せずブルドッグの人気は急落した。

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ブリュッセル・グリフォン

アッフェン・ピンシャー、グリフォン・デキュリ、ステイブル・グリフォンとベルギーの土着犬などが原種犬と考えられている。
これらの犬種はベルギーのブリュッセルで、馬車の護衛犬として使役されていたが、その個性的で愛嬌のある容姿から人々の人気を集め、護衛より集客に役立っていたとされる。

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ブリタニー・スパニエル

原産地はフランスのブルターニュ地方中部。
その起源は諸説あり、かつてその地に居住していた住民達が飼育していた「アガース」という犬が原種という説や、12世紀頃スペイン原産のスパニエル種の子孫として誕生した「フレンチ・スパニエル」をさらに改良し作られたとの説がある。

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ブリアード

ブリアードは、「ボースロン」「ピカルディ」「ピレニアン」と並ぶフランス原産の4種類の牧羊犬のひとつ。
8世紀頃の絵画にこの犬に良く似た犬が度々登場する事から、この4犬種のうちブリアードは最も古い犬種と考えられている。14世紀頃にはその犬種が存在したという記録が残っている。

ブリアードは、パリ郊外の農村地帯「ブリー地方」で誕生した犬種と考えられており、当時は「ブリー地方の牧羊犬(シアン・ベルジュ・デ・ブリー)」と呼ばれていた。1800年代に入ってようやく「ブリアード」という名前が付けられたとされる。また、14世紀ごろ誕生した伝説に登場する犬「シアン・ド・オブリー」が由来になったという説もある。

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ブラッド・ハウンド

原種の「セント・ヒューバート」の被毛の色を濃いめにし、嗅覚の発達した力強い犬種を作る目的で8~10世紀頃誕生したとされる。犬名は「高貴な血を継ぐ純血の犬」を意味する。

「追跡型猟犬」としての性質を持つブラッド・ハウンドは、主にセントハント(嗅覚猟)に用いられ、動物だけでなく囚人などの追跡などにも使役されていた。

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フラット・コーテッド・レトリバー

起源については諸説あるが比較的新しい犬種で、19世紀初頭ニューファンドランド、ラブラドール・レトリバー、セター、コリーなどとの交配によって誕生したと考えられている。
ドッグショーには1860年に既に登場したと見られる。当時は「ウェービー・コーテッド」と呼ばれており、絶大な人気を集めていた。しかし19世紀後半には差異があまり無かった「ゴールデン・レトリーバー」に人気を奪われるが、乱繁殖のブリーディングをを免れ、優秀な純血統種が守られてきた。

鳥類の狩猟犬として、陸上でも水中でも獲物を回収する運動神経のよい狩猟犬として重宝がられてきた。

陽気で優しく温和な性格で、感受性も強く学習能力も高い。狩猟犬の本能から大変活動的で走り回ったりする事を好むが、屋内などでは大人しくして過ごす事が多い。

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ブラック・ロシアン・テリア

優れた能力を備える軍用犬や警察犬を作るため、ロシアで1950年代頃より改良が始まった。その際、ジャイアント・シュナウザーの雄犬を原種に、エアデール・テリア、ロットワイラー、ニューファンドランド、イースト・ヨーロピアン・シェパード、コーカシアン・シェパード・ドッグ、ボルゾイ、グレート・デーン、モスクワン・レトリーバー、ロシアン・ライカなどの様々な犬種の雌犬、およそ300頭を交配させ、長い年月をかけて改良され誕生したと言われている。

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ブラック・アンド・タン・クーンハウンド

ブラッド・ハウンドとフォックス・ハウンドを交配し誕生した犬種と考えられる。
アメリカ東部のアパラチアン山脈の山間部で改良された。

鼻を地面に低くつけて動物の痕跡を追い、動物を見つけると木の上に追い詰めてその下で猟師に知らせる習性をもつ。主にネズミやアライグマなどの小動物から、シカやクマなど大型動物まで捕獲できる、狩猟犬として大変重宝されてきた。夜間の狩猟も行える事から、ペットやショードッグとしてはもちろん、狩猟犬としても人気を集め、現在でも狩猟犬として多く飼育されている。

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プチ・バセット・グリフォン・バンデーン

フランス語の「プチ」小さいと、地面近くを意味する「バセット」、粗く硬い毛の「グリフォン」、発祥の地であるフランスの地名「バンデーン」をつなぎ合わせて犬種名が付けられた。「プチ・バセ」と略される事が多い。起源は古く16世紀にさかのぼる。
フランス西海岸に位置するバンデーン地方は、起伏が多く、荒れ地、岩山、いばらの険しい地域で、そこでのウサギや鳥類など小型動物の狩猟を行う為に改良され誕生した。

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フィールド・スパニエル

この犬種が誕生した当初は、コッカー・スパニエルとの違いがほとんどなく同一犬種として取り扱われていた。しかし、徐々にスパニエル犬種の区別が明確になっていくにつれ、コッカー・スパニエルとは別の犬種として分類されるようになり、それぞれ独立した犬種として発展していった。

フィールド・スパニエルは「フラッシング」という、主人が鳥類を捕獲しやすくするために鳥類を発見し誘導して回収する作業を行う犬として、何百年もの間重宝され大切に飼育されていた。

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ファラオ・ハウンド

その起源は古く、紀元前1000年頃フェニキア人と共にマルタ島へ渡ったエジプト原産の古代犬種「チズム」が原種とされる。
島という生育環境だったため多種との異種交配がなされず、純血統を保ちながら発展していった。主にウサギの狩猟犬として使役されてきたため、現地では「ウサギ猟犬」という意味の「ケルブ・タル・フェネック」という名前で呼ばれていた。

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ビズラ

「ハンガリアン・ビズラ」や「ハンガリアン・ポインター」などとも呼ばれる。
ビズラの歴史はとても古く、その原種犬は約1000年前にもさかのぼる。当時中央ヨーロッパを遊牧していたマジャール族が連れていた犬とされ、その後ハンガリーに渡ったと考えられている。
ハンガリーでは、18世紀頃、鳥類から小動物まで狩猟ができる万能な狩猟犬として定着したが、19世紀末頃になるとその頭数は激減。

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ビション・フリーゼ

犬名の由来は「ビション」は飾る、「フリーゼ」は巻き毛という意味から。その名の通り特徴はその巻き毛でふんわりとした純白の被毛。
その起源は古く、14世紀には既に存在していたとされ、地中海沿岸で「バルビー」と呼ばれていた大型のウォータードッグと、白い小型犬(マルチーズ等)を交配して誕生したと考えられている。

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ビーグル

原産国イギリスでは古くよりウサギ狩猟犬として活躍。スポーツとしてのウサギ狩猟でも用いられていた。

ビーグルは豊富な体力と獲物を追いながら延々臭いを鳴き続ける「追い鳴き」と呼ばれる能力を持つ。最近ではその優れた嗅覚を活かし、空港などで持ち物検査をする「ワーキングドッグ」としても仕事をしている。

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ビアデッド・コリー

犬種名は「髭を生やしたコリー」という意味の英語からきている。

その原種は、中央ヨーロッパに存在した「コモドール」「ポーリッシュ・ローランド・シープドッグ」などの犬種と考えられている。その後1510年代初頭、ポーリッシュ・ローランド・シープドッグが、ポーランド人の貿易商によってスコットランドに持ち込まれる。その原種犬は厳しいスコットランドの気候のなかで、牧畜犬として使役されていた。

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バーニーズ・マウンテンドッグ

犬名は「山岳地での活動に耐えられる犬」という意味と、原産地のスイス・ベルン市にちなんでつけられた。ベルンの英語読みから「バーニーズ」と呼ばれるようになった。別名で「ベルンナー・ゼネフンド(ベルンの山犬)」「バーニーズ・キャトル・ドッグ」などと呼ばれる事もある。

祖先犬は、ローマ帝国がスイス侵攻時に伴っていたマスティフ種と考えられている。
バーニーズ・マウンテンドッグとしての起源もかなり古く、およそ2000年以上前にさかのぼる。当時アルプスの厳しい気候の中で、牧畜犬としての他、農産物などの運搬する仕事をしていた。生活拠点が山岳地と限定されていたため、地犬との交配があまりなく、特徴である長く美しい被毛を維持するなど血統を守る事ができたとされる。

>>バーニーズ・マウンテンドッグの詳細を読む

ハーリア

セントハウンドの一種。別名ハリア。愛称でハーリーと呼ばれる事もある。

その歴史はかなり古く、13世紀頃には存在していたとの記録が残されている。当時、ウサギの狩猟犬として作られた。しかしウサギ猟の衰退と共にハーリアの頭数も減少。そんな絶滅の危機から保護するため、「フォックス・ハウンド」交配し改良され、容姿が変貌し狩猟能力も発達。それによりウサギ猟のみならずキツネ猟までこなせる犬種となった。

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パピヨン

原種はスペインのトイ・スパニエルの一種と考えられている。15世紀以降、ポンパドゥール夫人やマリー・アントワネットなどヨーロッパの貴族の間で愛されるようになった。当時の貴族達の肖像画にも多く登場している事からもわかる。しかし当時はペットというよりも、入浴の習慣が無かったヨーロッパにおいて、蚤やダニなどが人に寄生するのを避ける為に飼育されていたようだ。

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ハバニーズ

起源は、17世紀前半にスペイン人と共にキューバに渡ったラップ・ドッグが原種に改良され、現在のハバニーズと前身犬種が誕生した。その犬はキューバの特に上流階級の人々の間で人気を集め、ロシアやフランスなどに輸出されたが、輸出先の国で革命が起こり貴族の地位が没落するのに伴い絶滅の危機に瀕した。
しかしその後、生き残った犬たちはアメリカへと輸入され「プードル」をはじめとする小型のビション犬種と交配され、現在のハバニーズが誕生した。
その後はキューバの情勢が安定すると共にアメリカからハバニーズが送り返され、再びキューバでもブリーディングが進んでいった。

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バセット・ハウンド

「バセット」とはフランス語で「短い」という意味の「bas」からきている。
原種の起源は16世紀頃。ウサギやキツネ、ウサギ、アナグマなどの狩猟犬だったという記録が残っている。
現在のバセットはウンドは、約100年前に、ブラッド・ハウンドとアルトワ・バセットとの交配により誕生したもの。

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バセンジー

アフリカのコンゴ共和国原産の狩猟用犬種。バセンジと呼ばれる事もある。同国原産の「ニャム・ニャム」という犬種の親戚種とされる。
その起源ははっきりと判っていないが、歴史は大変古く、紀元前以前から存在している犬種と考えられており、エジプト原産の「チズム」というサイトハウンドと土着犬との交配によって誕生したとされる。サイトハント(視覚猟)とセントハント(嗅覚猟)を同時に行う事ができる優れた能力を持っていたため、狩猟犬として大切に飼育されていた。

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パグ

名前の由来は諸説あり、頭の形が似ていた事からラテン語で「にぎり拳」を意味する「パグナス(pugnus)」からその名がついたという説や、「いびきをかいて眠る王様」という意味の中国語「覇向(パー・クー)」から、また、古い英語で「優しく愛されるもの」から取られたとの説もある。

その容姿がブルドッグに似ているため、ブルドッグの近縁種と思われがちだが、マスティフ特有の性質が見られる事から祖先犬はマスティフ系ではないかと考えられている。 またペキニーズと同原種との説もある。

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ノーリッチ・テリア

ノーフォーク・テリアと起源はほぼ同じで、長い間明確な区別はなされず「垂れ耳タイプ」と「立ち耳タイプ」とに分類されていた。

1880年代頃、ケンブリッジ大学の学生の間でネズミを捕まえる目的として、小型テリアを飼う事が流行していた。これらの犬は「ボーダー・テリア」「アイリッシュ・テリア」などを地元在来のテリア種と交配したもので、「カンタブ・テリア」「トランピントン・テリア」という名前で呼ばれていた。

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ノーフォーク・テリア

原産国イギリスでは古くより、主に農村などでネズミやキツネ、アナグマなどの狩猟犬として使役されてきた。
テリアグループに属する犬種で、ノーリッチ・テリアと起源はほぼ同じ。事実ノーフォーク・テリアとノーリッチ・テリアは長い間、明確な区別はなされず、垂れ耳タイプと立ち耳タイプに分類されていた。

第2次世界大戦後には垂れ耳タイプと立ち耳タイプ同士の交配はほとんど行われなくなり、1960年代頃に初めて、立ち耳タイプはノーリッチ・テリア、垂れ耳タイプはノーフォーク・テリアと別の犬種として区別した。

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ノルウェジアン・エルクハウンド

北方系のスピッツ種。その起源は大変古く、原住民ノルマン人により8~10世紀頃より番犬やヘラジカの狩猟犬、牧畜犬など様々な作業をこなす犬として使役されてきた。
長きに渡り交配に取り組まれて来たが、正式に定義づけされたのは1800年代後半になってから。
その頃より原産地を中心に行われるドッグショーに出品されるようになり、その直後イギリスやアメリカに渡って人気を集めるようになった。
現在でもスカンジナビア半島では、ヘラジカの狩猟犬として飼育されている。
ノルウェーの国犬。

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ニューファンドランド

ニューファンドランド島で、漁港で荷物を引く作業犬として、また海難救助犬として仕事をしていた。

19世紀初頭イギリスに渡り、改良され現在のような姿になったとされる。その後、絵画に描かれた事をきっかに一躍人気を集め、ヨーロッパ全土に広がっていった。(その絵画に登場するニューファンドランドが白と黒であった事から、その作者の名前を取り、白黒のニューファンドランドを「ランドシーア」と呼んでいる。)

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ドーベルマン

別称で「ドーベルマン・ピンシャー」「ドーベルマン・ピンシェル」とも呼ばれる。
19世紀末頃、警備犬や労働犬を作る目的で、ドイツのルイス・ドーベルマンにより、ジャーマン・シェパード・ドッグ、ジャーマン・ピンシャー、ロットワイラー、グレイハウンド、マンチェスター・テリア、ワイマラナーなどとの交配で誕生した。

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トイ・マンチェスター・テリア

イギリス原産のテリア犬種でマンチェスター・テリアの小型版。
19世紀、マンチェスター・テリアを小型化し、耳を立たせより俊足に改良し誕生した。しかしその目的はギャンブル絡みのネズミ探しゲームに使うためだったとされる。このゲームは一時期人気を集めたが、衰退後はネズミ駆除のできるペットして飼育され人気を博す。しかしその人気に伴い行われた乱繁殖により健康を害する犬が多く誕生し、19世紀後半には人気が落ち絶滅の危機に瀕する事となる。

しかしその後、愛好家により体高や体重の制限が緩和され、犬の質が向上すると再び人気を取り戻し頭数は回復していった。戦後は海外にも輸出され世界各地でペットとして人気犬種となっていった。
日本国内でもブリーディングが行われており、密かな人気を誇っている。

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テンターフィールド・テリア

原産地オーストラリア以外ではほとんど知られる事がない希少な犬種。原種の誕生はオーストラリア入植開始頃からだとされ、現在のフォックス・テリアタイプ犬種の原種に、イングリッシュ・ラット・テリア、スムース・フォックス・テリア、ジャック・ラッセル・テリア、トイ・フォックス・テリア、ウィペット、ミニチュア・ピンシャー、チワワなどの犬種を交配させ、長い期間をかけ品種改良し誕生したとされる。

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狆(チン)

日本原産の小型犬。原種は古代中国を起源とし、中国貴族のペットとして飼われていたとされる。

どのような経緯で日本に渡ったかは諸説あり、仏教の布教者により持ち込まれたという説や、韓国の王族が持ち込んだという説、中国の皇帝が日本の皇帝に贈った説などが考えられている。
その類似点からペキニーズとの兄弟種と考えられている。

日本国内でも将軍など身分の高い人々に飼われていた。名称の由来は「ちいさいいぬ」が徐々に変化し「ちん」になったとされる。

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チワワ

チワワは、北アメリカで最も古い犬種。起源は諸説あるが、中南米の先住民「トルテカ部族」や、その後誕生した「アステカ文明」の王族に飼われていたとされる「テチチ」という犬が祖先と言われている。当時は、現状よりすこし大きめだったと考えられている。1850年頃、その子孫犬と考えられる犬がメキシコのチワワで発見された。その後アメリカに渡り、19世紀半ばよりアメリカで本格的に品種改良が進んだ。この頃ロングコートが誕生したとされる。

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チャウ・チャウ

中国での歴史はとても古いが、その起源はよく判っていない。「スピッツ」を原種に発展したと言う説や、逆にスピッツの先祖犬であるという説もある。
またチャウチャウの一番の特徴と言える「青舌」は、中国の古代犬種「ハン・ドッグ」の影響と考える説もあり、何らかの関わりが推測されている。

元々は上流階級の人々に飼育されて狩猟犬として仕事をしていたが、その後、その様な人々の間で狩猟があまり行われなくなったため、それに伴い数も減少。また毛皮や食料に利用されていたという説もある。しかし寺院などの番犬として飼育されていた犬もいる。北方ではソリ犬としても使役されていた。

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チャイニーズ・クレステッド・ドッグ

中国原産のヘアレス犬種として世界で最も人気を集める犬。中国では伝説上の動物「麒麟」に似ていることから「麒麟狗(チィ-リン-コウ)」という変わった別名も持っている。へアレスといっても耳や足などには被毛がある。無毛の絶滅したチャイニーズ・ヘアレス・ドッグとは別種のもの。

その起源は諸説あるが、アフリカ原産のヘアレス犬種「アフリカン・サンド・ドッグ」が中国に輸出され、中国の愛玩犬と交配されて誕生したという説が最も有力。

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チベタン・マスティフ

チベット高原を原産地とする超大型犬。チベット犬とも呼ばれる。世界のマスティフ系犬種のルーツとなった犬種。
3000年ほど前、チベットの牧畜民が牧畜犬や番犬として飼育していた。
モンゴル帝国の初代皇帝「チンギス・カン」は3万匹ものチベタン・マスティフと共に西征したと言われる。また、マルコ・ポーロの「東方見聞録」にもチベタン・マスティフが登場している。
19世紀初め、チベットではほとんど絶滅したが、イギリスで頭数の回復が取り組まれた。ジョージ4世が所有していた事でも知られる。

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チベタン・テリア

チベット原産の牧羊犬種。紀元以前から存在していたとされる古い犬種である。その起源は諸説あり、寺院で飼っていた神聖な犬を遊牧民に寄贈したという説と、遊牧民が牧羊犬として使っていたものを寺院に寄贈したという説が伝えられている。

遊牧民には主に、羊やヤクなどを誘導する牧畜犬としてや、農家や農地の番犬、狩猟犬などに使役されていた。また、夏季にはチベタン・テリアの被毛を刈りヤクの毛と混ぜ、衣服の原料としても使われていた。

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チベタン・スパニエル

チベットや中国では仏教の影響で、獅子が大変神聖化され敬われていたが、それに伴い、獅子犬とされていたペキニーズやシー・ズーなどの犬たちを献上品として贈り合う習慣があった。その中から、チベットと中国の間で異種交配が発展していき、様々な場所でこれらの犬種の交配が行われてきた結果、誕生したとされる。

チベットのラマ教寺院で修行僧らによって飼育されて事で知られる。番犬として、または祈祷犬として、経文を信者に配る役目などもしていた。

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ダンディ・ディンモント・テリア

18世紀にスコットランドとイングランドの境界付近で誕生したとされる。主にカワウソやアナグマ、キツネなどの狩猟犬として使役されていた。

当時は様々な名前で呼ばれていたが、1800年代初頭に発表されたイギリスの小説にこの犬種が登場し、その登場人物名からこの名が付いて定着していった。

猟犬の本能から性格はとても活発。独立心が強く、他人や他の犬に対しては距離を置いて接したり、攻撃的になる場合もある。

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ダルメシアン

原産はクロアチアのダルマチア地方とされるが、詳細は判っていない。
かつては狩猟犬や番犬、牧羊犬、または軍用犬として仕事をしていた。
後に貴族の愛玩犬として人気を博すが、ブリーダーにより交配がむやみに進められ、まれに現在でも先天的な聴覚障害や股関節異常をもつ犬が誕生する原因となった。

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ダックスフンド

ダックスフントの起源は大変古く、最古のものでは古代エジプトの壁画にダックスフントと酷似する犬種が描かれている。しかし、現存するダックスフントの起源は中世ヨーロッパで、スイス・ジュラ山岳地方の「ジュラ・ハウンド」を原種に、12世紀頃、ドイツやオーストリアの山岳地帯にいた中型「ピンシェル」との交配によってスムーズヘアー種が作られたと考えられている。
ロングヘアー種は15世紀頃、スパニエルとの交配により誕生したとされている。

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ソフトコーテッド・ウィートン・テリア

アイルランド原産の「大型テリア3犬種」のうちのひとつ。
かつてはアイルランドの農場で、家畜や農地などの警護を行う牧畜犬、害獣駆除犬、狩猟犬、農家宅の番犬など様々な仕事を行う犬として長きに渡り使役されていた。

その後、1930年代ころよりドッグショーなどにも登場するようになり、安定した人気を保っている。

性格は陽気で愛情深く穏やか。飼い主家族や他のペットとも友好的に接する。少々頑固な面も持っている。

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セント・バーナード

犬種の中で最大級の体格を持つ、スイス原産の犬種。

その始まりは、2世紀頃にローマ帝国軍の軍用犬としてアルプスに渡った「モロシア犬」が、その後独自の発達を経て誕生したと考えられている。

17世紀中頃より、スイス・アルプス地方の山深い場所に立つ修道院にて荷物を運搬する作業犬として働いていたが、厳しい気候にも強いその性質をかわれ、雪中遭難救助犬として多くの遭難者を救助してきた。

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スピノーネ・イタリアーノ

かなり古い犬種で、少なくとも13世紀頃には存在していたとされる。その起源は、「バルビー」や「セグージォ・イタリアーノ・ア・ペロ・フォルテ」に、グリフォン種の犬などを交配させて作られた。
その後、暗い場所でも識別できるように、「ポルスレーヌ」を交配させ白めの被毛が取り入れられて現在の姿となる。

主にポインターとして獲物の場所を主人に知らせる作業をしていたが、獲物の回収や自ら狩猟をする事も出来た。

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スピッツ

日本原産の小型犬。正式名は日本スピッツ。
その起源には諸説があるが、1920年代、モンゴルまたは満州から渡ってきたシベリア原産の「サモエド」に、ドイツの「ジャーマン・スピッツ」を交配し、小型で純白の被毛に改良して作られたとされる。

犬名は「火がついたようによく吠える」という事から、ロシア語で火を意味する「スピッチ」より取って付けられたという説と、ドイツ語でスピッツは「尖った」という意味もあり、スピッツの口吻(マズル)や耳の形からこう呼ばれるようになったという説もある。

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スパニッシュ・マスティフ

スペイン原産の護蓄用犬種。
その発祥は、紀元前2000年頃。フェニキア人が作り出したモロサスタイプの犬種がこの犬の原種とされ、これを護蓄用の犬種として改良し、土着の犬種と交配させて誕生したと考えられている。

主にオオカミや家畜泥棒から家畜を守る護蓄犬としてや、イノシシの狩猟犬として使役されていた。愛好家により保護されていたために、第2次世界大戦中も絶滅せずに生き残ることが出来た。

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スタンダード・シュナウザー

3種類に分けられるシュナウザーの中で、オリジナルのシュナウザーであるため、単にシュナウザーとも呼ばれる。

その起源は14世紀頃。ワイアーコートのピンシャー犬種から作られた。ジャーマン・ピンシャーは兄弟犬種に当たる。
元々はネズミ駆除を専門に行っていたが、牛を市場まで連れて行く牧牛犬や、農場の番犬としても使役されていた。

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スタッフォードシャー・ブル・テリア

19世紀頃、牛や熊と戦う闘犬用としてブルドッグ、スムース・フォックス・テリア、ホワイト・イングリッシュ・テリアと、数種類のテリア系犬種を交配させ誕生した。その人気は高く闘犬としてだけでなく番犬としても多く飼育されていた。

1830年代、イギリス政府により闘犬は廃止。しかしその後も一部の犬は違法にギャンブル用として使われていたが、1920年代前半になると闘犬として使われる事はほとんどなくなった。その後、ペットやショードッグとして飼育できるように、マンチェスター・テリアが交配され、攻撃的な闘犬気質が押さえられるなど性格面や体格面などの改良に成功した。
その結果ペットとしてイギリスで広く飼育されるようになった。現在でもその人気は高く、イギリスのみならずオーストラリアやニュージーランドなどをはじめ世界中でペットやショードッグとして定着している。

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スコティッシュ・ディアハウンド

イギリスのスコットランド原産の大型のサイトハウンド犬種。単にディアハウンドとも呼ぶ。その名の通り古くは鹿などの狩猟犬として使役されていた。アイルランド原産のアイリッシュ・ウルフハウンドとは兄弟犬種。

その発祥はよく判っていないが、アイルランドやスコットランドに生息した狼の狩猟犬が原種と考えられる。この原種は一度スコットランドで絶滅してしまうが、愛好家によってスコットランド側の原種のみ鹿狩り用の犬種へ改良され保存された。これがこのスコティッシュ・ディアハウンドと言われる。

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スコティッシュ・テリア

スコティッシュ・テリアの起源については諸説あり、はっきりした事はわかっていない。
誕生当初は、スコットランド高原地方のシンボルと言われた狩猟犬で、当時スコットランドのアバディーン地方で最も人気の高い犬だった事から、「アバディーン・テリア」と呼ばれていた。
1870年代頃には一時期、スコティッシュ・テリアについての定義が不安定になるが、その後1880年頃には、初めてスコティッシュ・テリアについて詳しく定義づけされる事となる。

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スキッパーキ

ベルギーで、1500年頃誕生したスピッツ系犬種。原種はかつての牧羊犬種だった「ルーベルナール」であると考えられている。またルーベルナールはベルジアン・シェパード・ドッグの子孫犬と言われている。当時はネズミやモグラなどの害獣を捕獲する狩猟犬や、運河の警備犬として使役されていた。名前の由来は「小さな船長」という意味から。

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スカイ・テリア

イギリス・スコットランドのスカイ島原産のテリア犬種。
その起源はよく分かっていないが、主に野ウサギやアナグマなどを捕獲する地中狩猟犬として使役されていた。

ビクトリア女王がこの犬を寵愛した事や、独特の容姿からショードッグとしてイギリス国内で注目され、上流階級から一般の市民の間でも高い人気を集めた。

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シーリハム・テリア

19世紀中半、ジョン・エドワーズ氏により、勇敢で判断力の優れたテリア犬種を作り出す目的でブル・テリア、チェシャ・テリア、スタッフォードシャー・ブル・テリア、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア、ワイヤー・フォックス・テリア、ダンディ・ディンモント・テリアなどを交配し誕生。
主にキツネやアナグマ、イタチ、カワウソ、クマなどの狩猟犬として使役されていた。

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シー・ズー

ラサ・アプソとペキニーズを交配し誕生した犬種。正式名は「獅子狗(シー・ズー・ゴウ)」。

その起源は17世紀初めのチベット。当時、神聖な犬として高い地位を得ており「獅子犬」とも呼ばれ、清朝末期には主に宮廷などで飼われていた。仏教の影響が強い中国で、重宝される犬として「獅子」という言葉が入れられたとされる。

1800年代後半から1900年代初頭までの西太后の時代が、最もシー・ズーが発展した時代と言われている。しかし、イギリスの紫禁城占領など革命によりシー・ズーの数は激減。

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シルキー・テリア

テリア系のシルキー・テリアは、イギリスからオーストラリアに渡った「ヨークシャー・テリア」と「オーストラリアン・テリア」を交配し誕生した。
1800年代後半から1900年代初頭にかけ改良を重ねられ作りだされた、比較的新しい犬種となる。

好奇心旺盛で行動的な傾向にある。賢い犬だが頑固な面もあり、時に他の犬に対し攻撃的になる事もある。 吠え癖のある場合もある。

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ジャイアント・シュナウザー

ドイツ原産の犬種「シュナウザー」のひとつで、サイズによって3種類に分けられるうちの最も大型のもの。「シュナウザー」とはドイツ語で「口ひげ」という意味があり、その名の通り口ひげが特徴的な犬。

ドイツ・ヴァイエルン地方の牛飼いが、牛追いをする犬を作るためにネズミなどの狩猟犬だったスタンダード・シュナウザーに、グレート・デーン、ブービエ・デ・フランダース、ロットワイラーなどの大型犬と交配し誕生した。

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ジャック・ラッセル・テリア

イギリス原産の小型のテリア犬種。「パーソン・ラッセル・テリア」「アイリッシュ・ジャック・ラッセル・テリア」はこの犬を原種に誕生した犬種。

19世紀中頃、イギリスはデヴォンの「ジャック・ラッセル牧師」が、キツネなどの狩猟のためにスムース・フォックス・テリアボーダー・テリアを交配し、小型で白いテリアを作ったのがこの犬種の起源。

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シャー・ペイ

中国の広東省原産の闘犬用犬種。犬名は中国語で「たるんだ被毛」という意味があり、その名の通りたるんで垂れ下がった皮膚が大きなしわになっているのが特徴。

起源は2000年前に生息していた中国の古代犬種「ハン・ドッグ」に、「ナポリタン・マスティフ」などを交配させて誕生したと考えられている。「チャウ・チャウ」もこのハン・ドッグが原種とされる。
戦時中は絶滅寸前となったが、残った60頭を元に復活させ頭数が回復した。

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ジャーマン・ピンシャー

ドイツ原産のピンシャー犬種のひとつ。単にピンシャーと呼ばれることもある。「ミニチュア・ピンシャー」や「ドーベルマン」の先祖にもなった犬でもある。
ピンシャーの語源は、隣国フランス語での「つまみ捕らえる」という意味から。

その起源は良くわかっていないが、1800年代後半には既に誕生していたとされる。スタンダード・シュナウザーとは原種を共にする。

狩猟能力の高さから主にネズミなどの害獣駆除を行う使役犬として人気があった。

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ジャーマン・ショートヘアード・ポインター

19世紀中期、ドイツのハンターにより改良。持久力と粘り強さを持ち合わせ、なおかつ俊足で回収作業をこなす優秀なポインター犬種を作る目的で、「ジャーマン・ブロークンヘアード・ポインター」に「スパニッシュ・ポインター」などを交配させて誕生した。

狩猟犬としてだけでなく、ドッグショーとしての需要もあったため、1900年代頃より世界的に人気が高まった。

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ジャーマン・シェパード・ドッグ

ジャーマン・シェパード・ドッグは、羊の群れを誘導したり外敵から守る牧畜犬を作る目的で改良され、意外にも近年誕生した犬種。
1899年頃より、ドイツでジャーマン・シェパード・ドッグの繁殖を行う協会が設立され、この犬種の改良が本格的に取り組まれた。
第1次世界大戦中には番犬として活躍。イギリスなどでの一時的な改名を経て、1930年代初頭にジャーマン・シェパード・ドッグとして定着。

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シベリアン・ハスキー

シベリアン・ハスキーの起源ははっきりとは判っていないが、北東アジアに住む「チュクチ族」が、長い月日をかけそりを引く犬として品質改良して誕生したと言われている。
1900年代初頭、シベリアン・ハスキーは実用的なそり犬として作業をこなしたり、アメリカのゴールドラッシュ時代に人気を博していたそり引きレースに登場するなどして活躍。
第2次世界大戦の間にも、アメリカ軍用犬として作業をこなし人々から大変重宝された。その後もシベリアン・ハスキーは人気を集め、ペットとしてはもちろん、そり引きレース、ショードッグなど、最も人気の高い北極系犬種のひとつとなっている。

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柴犬

日本古来の犬種。1936年(昭和11年)、国の天然記念物に指定されている。呼び方は「しばいぬ」または「しばけん」。天然記念物に指定されている7犬種の中で、唯一地方名が入っていないのは柴犬のみ。現在国内で飼育されている日本犬種のうち、柴犬は飼育頭数が最も多く、全体の約80%を占める(日本犬保存会調べ)。

「柴犬」という名前の由来は諸説あり、柴やぶを巧みにくぐり抜けて猟を行っていた事からという説や、柴犬の主要な毛色である赤褐色が枯れ柴に似ているという説、また「小さいもの」という意味の古語の「柴」からという説、また、かつて主な生息地であった信州の柴村を起源とする説もある。

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シェットランド・シープドッグ

スコットランドのシェトランド諸島が原産地。「シェルティー」との愛称で呼ばれる。以前は「シェットランド・コリー」と呼ばれていた。
「小型のコリー」という位置づけ通り、コリーとよく似た外観を持ちつつ、コリーより小型である。小型化した理由としては、原産地であるシェトランド諸島の気候条件が考えられる。
シェトランド諸島は大変厳しい自然環境の中、牧草地として利用できる土地が限られていた。そのため飼料が不足し家畜は徐々に小型化していく事となり、結果、シェトランド諸島の羊はスコットランド地方の半分の大きさとなっている。シェットランド・シープドッグもその環境に伴い小型化したか、または小型の家畜に対応し小型化されたと考えられている。

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四国犬

古くより「土佐犬」と呼ばれていたが、いわゆる土佐闘犬とは別品種で混同をさけるために、四国犬と改名された。1937年(昭和12年)、国の天然記念物に指定されている(ただし指定名は「土佐犬」)。
大正から昭和の初期にかけて、狩猟として四国山地周辺の山村でシカやイノシシ、クマなどの狩猟をしていた。山間部での生育環境から純血統が保たれ現在に至る。
山地での激しい狩りにも耐えうる体力、持久力を持ち合わせており、温暖な地域や湿地の多いに気候にも強い。
性格はとても勇敢で冷静沈着。飼い主に対しても忠誠心をみせる。ただし他人に対しては警戒心がとても強く無愛想。番犬には向いているが、攻撃的なため注意が必要となる。

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サルーキ

名前の由来は、地中海東岸の古代文明セレウキアから。別名で「ペルシャン・グレーハウンド」「ガゼル・ハウンド」「タツィー」などとも呼ばれている。
紀元前数千年という古代エジプトの墓に、当時既に存在していたという痕跡があった事から、もっとも古い犬種と考えられる。

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サモエド

サモエドはロシアのシベリアを原産地とする犬種。典型的なスピッツ系の体型から「シベリアン・スピッツ」とも呼ばれる。
かつてはシベリアのツンドラ地帯で暮らした「サモエド族」に飼育され、トナカイの番犬として、またカモシカ狩猟、そり引きなどの作業を行っていた。
また極寒の地で人々と屋内で暮らし、共に眠ったりする暖房の役割も果たしていたとされる。隔離された極地で数世紀にわたり飼育されてきた事で純血種を守り、原種犬にほぼ近い形で現在まで存続している希少な犬種である。

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サセックス・スパニエル

18世紀末紀にA・E・フラー氏が、従順で体重のあるゆったりとした動きのフラッシング・ドッグを作り出す目的で生み出した犬種。「フィールド・スパニエル」を基本原種に「イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル」や「イングリッシュ・コッカー・スパニエル」などを交配させて誕生させた。

主に鳥を飛び立たせて追い出す「フラッシング」という作業を行うのに使役されていた。

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コリー

イギリスのスコットランド原産の牧羊犬種で、正式名は「ラフ・コリー」。一般的にコリーと言うと、このラフ・コリーを指す場合が多い。
およそ2000年程前にローマ人が原産地・スコットランドにもたらした「ワーキング・コリー」を原種とし品質改良された犬種であると考えられているが、その起源には諸説ありはっきりした事はわかっていない。
牧羊犬で知られる「ボーダー・コリー」と先祖犬が同じと言われている。

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ゴールデン・レトリーバー

19世紀前半、スコットランドのトゥイードマスにより品質改良されたのがゴールデン・レトリーバーの起源とされる。
もともと水鳥猟の際、獲物を回収する役目を果たす労働犬として使役されていた。1925年に犬種として認定。

非常に賢く学習能力も高いため、現在では、盲導犬や介助犬として、またその優れた嗅覚で麻薬探査犬としても能力を発揮している。またペットとしても幅広く愛されている人気犬種である。

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ゴードン・セター

ゴードン・セッターは、1600年代まで「ブラック・アンド・タン・セッター」という名前で呼ばれていた犬種の事で、スコットランドが原産地。その後1700年代後半頃より、スコットランドの「ゴードン城」で飼育されていた事から、「ゴードン・キャッスル・セッター」と呼ばれるようになったとされる。
1900年代初め頃に、この犬種の名前は一度以前のブラック・アンド・タン・セッターに戻されるが、現在では「ゴードン・セッター」として認定されている。

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ケリー・ブルー・テリア

アイルランドのケリー州原産のテリア犬種。アイルランドの正式な国犬に指定されている。
そのはっきりとした起源は分かっていないが、「アイリッシュ・テリア」や「ロズベリー・テリア」などを交配し18世紀頃に誕生。後に「ベドリントン・テリア」も掛け合わされ改良されていったと考えられている。

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ケアーン・テリア

ケアーン・テリアはテリア種のなかで最も古い犬種のひとつ。スコットランドのハイランド地方原産。積石の隙間や穴に生息しているカワウソやキツネなどの小動物を捕らえていた、スコットランドでは最古の使役犬と言われている。犬名は「積石(cairn)」という意味から。
オズの魔法使いに登場する「トト」はケアーン・テリアがモデル。

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グレイハウンド

イギリスのイングランド原産のサイトハウンド。最も有名なグレイハウンド犬種はイングリッシュグレイハウンドで、単にグレイハウンドと言う場合はイングリッシュグレイハウンドである事が多い。

その起源は、紀元前5000年以前から存在していたエジプトの古代犬種「チズム」であると考えられている。その犬が商人らと共にイギリスへ渡った後、現在のような流線型の美しいボディと俊足を持つ犬に改良された。上流貴族から広く親しまれ、ウサギ狩りなどに使役されたりドッグショーに出品されるなどしていた。

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グレーター・スイス・マウンテンドッグ

伝統的なスイスの牧畜犬の中では、最大の大きさを誇る犬種。
グレーター・スイス・マウンテンドッグをはじめ、バーニーズ・マウンテンドッグ、エントレブッハー・マウンテン・ドッグ、アッペンツェラー・キャトル・ドッグなど数種類のスイスの牧畜犬は、紀元前1世紀頃、ローマ人と共にスイスに渡ってきた大型犬が祖先と言われている。
また別の説として、さらにその何世紀も前、フェニキア人の商人が伴っていたとも考えられている。
諸説あるにせよ、外国よりスイスへ渡ってきた大型のマスチフ・タイプの犬と、スイスの土着犬との交配で誕生した犬種である事の信憑性は高い。グレーター・スイス・マウンテン・ドッグに限定すると、原種はセントバーナードとロットワイラーであると考えられている。

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クバース

12世紀頃にトルコからハンガリーに渡ったとされる羊飼いが作った「アクバシュ」という犬が原種。その後改良されて出来た犬種である。
犬名は「貴族の守護」という意味のトルコ語から派生したと考えられる。
その名の通り古くより王族や貴族に飼育され、オオカミやクマなどから家畜や農園を守るため使役されていた。被毛の白色は、夜間でもはっきりと見えるためと、誤射されないようにするために品質改良で固定されて出来た。

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グレート・ピレニーズ

別名で「ピレニアン・マウンテン・ドッグ」とも呼ばれる。古くから存在する犬種で、血統的に狼に近い。古くより南フランスのピレネー山脈のバスク人により、広大な牧草地や山の斜面などで、家畜(羊)の群れを守る仕事をする犬として数千年の間飼われていた。かつてはルイ14世によって「フランス王室犬」に定めらていた事もあったが、20世紀までにフランス王室からいなくなり、国境近くのバスク地方で作業犬として使役されていた。その後、イギリスなどの国々からやって来た観光客などに引き取られていったが、あまり発展する事はなかった。

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グレート・デーン

グレート・デーンは、マスティフとアイリッシュ・ウルフハウンドの交配から生まれた犬種と考えられており、その容姿から「犬の中のアポロ神」と呼ばれている。

14世紀頃のドイツで、グレート・デーンの祖先犬は、その優秀な狩猟本能を買われ主に軍用犬や狩猟犬として使役されていた。

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キースホンド

キースホンドは、オランダ原産の北方系犬種。 被毛は2層になっておりふくよかでその毛色が狼の被毛のような色をしている事から「ウルフ・スピッツ」とも呼ばれ、大型のヨーロッパ・スピッツ犬種のひとつに数えられている。

その起源は明確ではないが、14世紀頃の北極かスカンジナビア半島で誕生したと考えられている。その後、18世紀頃のオランダでは、運河を航行する船の番犬や、害獣を駆除するため狩猟犬などとして飼われていた。

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キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルはイギリス産の小型犬の一種。スパニエル種に分類される。単に「キャバリア」や「キャバリエ」などと略されて呼ばれる事が多い。「キャバリア」の由来は、騎士という意味から。騎士らしく雄々しい感じがすることからつけられた。
「キングチャールズ」とは、イングランド王チャールズ1世・チャールズ2世がこの犬を大変気に入り、出かける際にもいつも連れ歩いていたという事に由来する。

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紀州犬

和歌山県原産の日本犬のひとつ。祖先は紀元前からいた土着の中型犬と考えられている。昭和9年(1934年)、国の天然記念物に指定された。

現在の和歌山県から三重県の熊野地方にあたる「紀伊国」の山岳部で、イノシシやシカの狩猟などをしてていた土着犬を品種固定した犬。現在も近畿地方南部を中心にペットとして多く飼育されている。家庭犬としての適性は高く、日本犬の中では柴犬に次いで多く飼育されている事が分かっている。

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カーリーコーテッド・レトリーバー

カーリーコーテッド・レトリーバーは、アイリッシュ・ウォーター・スパニエル、ニューファンドランド、アイリッシュ・セッター、オールド・イングリッシュ・ウォーター・ドッグなどの犬種を交配して作られたイギリス最古のレトリーバー。18世紀後半頃からイギリスで、猟師が撃ち落とした獲物を回収するために使役されていたとされる。

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甲斐犬

日本犬種の1つで、昭和4年(1929年)、当時甲府地検に赴任した安達太助が発見。昭和6年(1931年)に現在の「甲斐犬愛護会」にあたる「甲斐日本犬愛護会」を創立され、昭和7年(1932年)日本犬保存会の初代会長や、獣医師らにより山梨県に群生していた立耳の甲斐地犬が調査され、「飼い犬」(かいいぬ)と混同しないように「甲斐犬(かいけん)」と命名し、保存活動を開始。昭和9年(1934年)、国の天然記念物に指定された。

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オッター・ハウンド

イギリス原産のセントハウンド犬種のひとつ。
オッターハウンドの原種は、12世紀の後半ごろに誕生したとされる古い犬種「オッタードッグ」に由来する。オッタードッグはもともとテリア犬種の特徴が強めに出ていた犬種であったが、改良過程でセントハウンド犬種の血が多く導入されて犬種として確立され、13世紀ごろオッターハウンドが完成した。
オッターハウンドの「オッター」とは、「カワウソ」という意味で、その名の通りカワウソの狩猟のために使役され、古くより一般市民からイギリス王族まで幅広く好まれていた。

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オールド・イングリッシュ・シープドッグ

オールド・イングリッシュ・シープドッグはイギリス原産の牧畜犬。英語では断尾されていることから「尻尾なし」という意味の「ボブテイル」と称される事もある。

イギリスの田舎の犬が起源とされているが、正確な事は判っていない。
1770年代に英国の画家により描かれている犬が、オールド・イングリッシュ・シープドッグの初期型だとの説や、 1800年代初期のイングランド南西部郡での牧畜犬・スミスフィールドやコッツウォルド・コーと呼ばれた犬もオールド・イングリッシュ・シープドッグの祖先である可能性などが指摘される。
しかし多くの愛好家はビアデッド・コリーが現在のオールド・イングリッシュ・シープドッグの原種の一つであるとしている 。また、サウス・ロシアン・シェパード・ドッグという種類が祖先の一つであるという説もある。

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オーストラリアン・テリア

オーストラリア原産のテリア犬種。
1860年代にオーストラリアへ渡ってきた移民が1870年代頃、ヨークシャー・テリア、ノーリッチ・テリア、ケアーン・テリア、スコティッシュ・テリア、ダンディ・ディンモント・テリア、スカイ・テリア、アイリッシュ・テリアなどの犬種を交配し、ワーキング・テリアの一種として作ったテリア。狩猟犬として、地中の獲物や畑を荒らすキツネやウサギなど害獣退治に使われており、特に有害な毒蛇の捕獲を得意としていた。

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オーストラリアン・シェパード

アメリカのカルフォルニア州原産の牧羊犬種。オーストラリアと名前についているが、実際にはオーストラリア産の犬種ではない。愛称は「オージー」。

1800年代にアメリカへ渡ってきた移民が伴っていた、グレート・ピレニーズ、ワーキング・コリー、ティモンズ・バイター、ラフ・コリー、スムース・コリー、ボーダー・コリーなどの犬達の自然交配により生まれた犬種がこのオーストラリアン・シェパードの原種。しかし、オーストラリアから直接連れて来られた犬種であると勘違いされた為このような犬種名になった。

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オーストラリアン・キャトルドッグ

オーストラリア原産。主に牛追いをする牧牛犬として使われているが、牛以外にも山羊や馬、アヒルなどのハーディング(動物の囲い込みと管理)もこなせる優秀な牧牛犬種のひとつである。
原種はオーストラリア原産の「ティモンズ・バイター」という犬種。ティモンズ・バイターは牧牛犬として優秀だったが、牛のかかとを強く噛みすぎるという欠点があった。それをただす目的で、ティモンズ・バイターを元に、スムース・コリー、ディンゴ、オーストラリアン・ケルピー、ブル・テリア、ダルメシアンなどを交配させ生まれたのがオーストラリアン・キャトルドッグである。

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オーストラリアン・ケルピー

オーストラリア原産の牧羊犬種。19世紀頃にスコットランドからオーストラリアへ渡ってきた移民が伴っていたスムース・コリーが原種とされる。
現地オーストラリアでは毎年10万頭以上の登録があるほどの人気犬種である。
犬種名の「ケルピー」とは「水の精」としてスコットランドに伝わる伝説の幻獣「ケルピー」から名付けられたと言われる。

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エアデール・テリア

エアデール・テリアは、かつて水辺でカワウソ猟をしていた事から「水のテリア」とも呼ばれる。また、テリア種では最大の大きさを誇る大型のテリアであることから「テリアの王様」とも称される。
ウェルシュ・テリア同様、古いイギリスのテリア種、またはオールド・ブラック・アンド・タン・ラフ・テリアを原種とする犬種。
これらの犬は、ネズミやキツネなどさまざまな害獣を捕獲する狩猟犬としてイギリス、特に北部のヨークシャー地方で飼育されていた。

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ウェルシュ・テリア

ウェルシュ・テリアは、古くからウェールズ地方で家畜の番犬として飼われてきた犬種。
2種類しかいないウェールズ産のテリアのうちのひとつで、18~19世紀にイギリスで主流だったオールド・ブラック・アンド・タン・ラフ・テリアが原種と考えられている。
第一次世界大戦後の品種改良で、実用犬だった頃より容姿が発達し、現在のような品種として定着。主にペットして飼われている。

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ウェルシュ・スプリンガー・スパニエル

ウェルシュ・スプリンガー・スパニエルの起源には諸説あり、現在も議論されているところでもある。
約1300年頃のウェールズ地方の法令に、ウェルシュ・スプリンガー・スパニエルと思われる犬に関する記述があるが、これが現在のウェルシュ・スプリンガー・スパニエルの祖先なのかどうかは良く分かっていない。また、この犬種がイングリッシュ・スプリンガー・スパニエルと同時期に発展していったとする説や、イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルとクランバー・スパニエルとの交配から発達していったという説も存在する。

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ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア

スコットランド・西ハイランド地方原産の小型テリアで愛称はウェスティ。
性格や体型などから、農家でキツネやアナグマ、ネズミなどの害獣から穀物を守る番犬として1800年代に活躍していたケアーン・テリアを元に、1900年代初頭、この犬種の白い種類のみを西ハイランド地方の軍人・マルコルム大佐が繁殖させたポルタロック(ポルタロッチ)・テリアが、この犬の原種とされている。

日本には第2次世界大戦後に、アメリカを介して紹介され現在も根強い人気を誇る。

性格は何に対しても好奇心旺盛で、地面に穴を掘ったり時々吠えたりするなど活発に動き回っている事が多い。独立心が強く、少し頑固でわがままなところも。ただし、愛情深く親しみやすいテリア種のひとつともいえる。

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ウィペット

ウィペットは、イングランド原産のサイトハウンド犬種。名前は「鞭で打たれた馬のように早足で駆け回る」ことに由来していると言われている。
この犬種の元となった原種は、17世紀ごろに作出されたミディアム・グレイハウンド。このミディアム・グレイハウンドは、貧しい農民が共同で貴族からイングリッシュ・グレイハウンドを買い寄せ、改良を加えて小型化したものであると言われている。19世紀になるとこのミディアム種は更に改良がほどこされ、他のサイトハウンドタイプの犬種の血が導入されてウィペットが完成したとされる。主にサイトハント(視覚猟)に使われていたが、獲物の臭いのついたルアーを使ったドッグレースなどにも使われていた。

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イングリッシュ・ポインター

17世紀頃に誕生したとされるポインター。16から17世紀に近隣諸国の大陸よりイングランドに渡ったスパニッシュ・ポインターがその起源と考えられる。当初は野うさぎの居場所を見つけ、グレイハウンドに射止めさせるために利用されていた。18世紀に入ると、鳥類の猟で鳥の場所を見つけるのに優れた能力を発揮していた。

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イングリッシュ・トイ・スパニエル(キング・チャールズ・スパニエル)

イングリッシュ・トイ・スパニエルは、小型のスパニエル系と東洋の小型犬とを交配させた結果誕生した犬種。スコットランド王国のメアリー女王がフランスからトイ・スパニエルを連れてきたのがこの犬種のはじまりで、もともとはキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルと同じ種類だったといわれている。
当時は「癒しのスパニエル」と呼ばれ、上流階級の人々の間で飼育され、主に飼い主の足元や膝を温める愛玩犬として人気を博していた。この犬種を溺愛していた1人チャールズ2世の時代である17世紀にはこの犬種の一大ブームとなり、彼の名前にちなみキング・チャールズ・スパニエルと呼ばれるようになった。イギリスでは現在でもその名が継承されている。

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イングリッシュ・セッター

イングリッシュ・セッターの起源は14世紀頃。 当時、主に湿原地などでの狩りなどに活用されていた犬種とされ、セッターのなかでも最も古い歴史を持つとされる。
この犬種の祖先犬は、スパニッシュ・ポインター、スプリンガー・スパニエル、ウォーター・スパニエルなどと考えられている。

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イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル

16世紀後半、イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルは、主に陸地で活動をする「ランド・スパニエル」として初めて記録に登場している。その後、19世紀前半から改良が進み、ノーフォーク公爵によって作られたスプリンガーはこの犬種に多大な影響を与え、一時はこの犬種を「ノーフォーク・スパニエル」と呼んだ事もあった。その後、20世紀に入ると「イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル」として定着する事となる。

機敏で運動能力に優れたイングリッシュ・スプリンガー・スパニエルは、鳥を追い払ったり回収したりといった作業を行う優秀な鳥獣猟犬として、猟師たちから重宝され続けてきた。 現在では、鳥獣猟犬としてだけでなく、ペットとしても人気を集めている。

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イングリッシュ・コッカー・スパニエル

10世紀以前にイギリスに渡来したスペイン産のスパニエルを先祖とし、その後ウェールズ地方で現在の犬種が発展していったとされる。
元々、猟犬や番犬として鳥などの獲物を追い払ったり、回収する作業をするために作られたランド・スパニエルから枝分かれしていった犬種と考えられている。特に猟犬としての作業をしていた小型のスパニエルがコッカー・スパニエルの先祖と考えられる。

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イビザン・ハウンド

イビザン・ハウンドは、古代エジプトの墓に描かれている犬や、エジプト神話に登場する神などに非常に似ていることから、世界でもっとも古くから飼われていた犬とされるファラオ・ハウンドと同じく、長い歴史を持つと犬種と言われている。

古くは、フェニキア人の商人たちがこの犬種をイビザ島に持ち込んだとされるが、その後外界からの影響がほとんどない隔離されたイビサ島だけで、他の犬種と交配されることなく純血種として生存してきた。 イビザ島ではウサギなどを狩る猟犬として繁殖、発達してきたとされる。1950年代ごろ初めてアメリカに上陸し、その原始的な容姿で「珍種」として注目される事となる。

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イタリアン・グレーハウンド

起源はローマ時代ごろで、当時の貴婦人のペットとして人気があったとされる。
また、古代エジプトでファラオの宮廷に既に存在していた小型のグレイハウンドは、現在の小型のイタリアン・グレーハウンドの先祖であると考えられている。
当時の有名絵画などにイタリアン・グレーハウンドの絵が多く描かれている事から、イタリアには紀元前5世紀初期頃に渡り、ルネサンス期の貴族の宮廷を中心に発展していったと推測される。

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アラスカン・マラミュート

もともとはアラスカ西部の海岸地方で暮らすマラミュート族が狩やそり引きなどの仕事をさせる労働犬として飼育していた。
その後、ゴールドラッシュ時代にアラスカで金が発見されると、多くの人々がアラスカに渡りはじめ、娯楽の一環として、アラスカンマラミュートのレースが行われるようになる。その頃より、レース犬としてより早く走る犬を作るなどの理由から、もともとアラスカにいた在来犬種と、入植者たちに伴って来た犬たちとの交配が繰り返されていったとされる。その結果、純血のアラスカン・マラミュートは絶滅の危機に瀕することになるが、20世紀はじめ伝統的なマラミュートの繁殖が始まり現在に至る。

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アメリカン・スタッフォードシャー・テリア

19世紀後半にイギリスの移民によりアメリカに渡ったスタッフォードシャー・ブル・テリアがその起源。元々イギリスで闘犬だったが、アメリカでもさらに強い闘犬にすべく、アメリカン・ブルドッグやマスティフ種の犬と交配させることで独自改良されていった。
闘犬が禁止された後はペットや番犬として飼育されるようになったため、激しい気性と攻撃性を抑えるようにさらに改良が進められたとされる。

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アメリカン・コッカー・スパニエル 

もともとイギリスから輸入されたスペインの猟犬であるスパニエルがその起源。その後1620年、メイフラワー号で最初の移民と共にアメリカに渡った2頭の犬のうちの1頭がこのコッカースパニエルだったと言われ、その後アメリカで発展していったとされる。
ディズニー映画「わんわん物語」のモデルとなった事から世界中に知られるようになった。
日本国内では、昭和30年代から人気の犬種となり現在でも親しまれている。

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アメリカン・ウォーター・スパニエル

アメリカン・ウォーター・スパニエルの発祥は諸説あり、その外観から、アイリッシュ・ウォーター・スパニエル、ツィード・ウォーター・スパニエル、イングリッシュ・ウォーター・スパニエルなどの犬種が起源と考えられている。また、五大湖地方に住んでいたアメリカン・インディアンに由来するという説も。 元々は猟犬として繁殖していったとされる。 毛色が褐色である事からブラウン・ウォーター・スパニエルと呼ばれる事もある。アメリカ・ウィスコンシン州の州犬でもある。

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アフガン・ハウンド

世界最古の犬種として、ノアの箱船に乗ったと伝えられているアフガン・ハウンド。古代エジプト王朝時代には狩猟犬として飼育されていた。
その後。アラビア砂漠を経てアフガニスタンに広がると山岳犬として飼われるようになり、アフガニスタンのバグジー王室でも飼われた。また、遊牧民により野ウサギやガゼル、ヒョウなどを退治する猟犬として活用された。長い間山岳地帯にいたため多種と交配される事がなくその純血を保ったとされる。

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アッフェン・ピンシャー

原産国はドイツ。ドイツ語で「アッフェン」は「サル」、「ピンシャー」は「テリア」という意味。その名の通りアッフェン・ピンシャーが、まるでサルのような顔つきの愛嬌のあるしかめっ面をしたテリア系の犬だったためこの名がついたとされる。
アッフェン・ピンシャーはトイ・グループの中ではもっとも古い犬種のひとつ。ドイツのミュンヘン周辺が原産地とされるが、オランダ絵画などにもアッフェン・ピンシャーに似た犬が登場したり、またブリュッセル・グリフォンに似ていることから、この犬種との交配であると考えられているが、どちらがルーツであるかなど、その発祥については諸説あり詳細は分かっていない。

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秋田犬

秋田犬は日本原産の犬種で、昭和6年に日本の天然記念物に指定。指定されている犬種7種類のうち唯一の大型犬。
17世紀ころ、猟をする犬として「猟犬」と呼ばれていた犬種がこの秋田犬のルーツ。19世紀の終わり頃になると闘犬として使われていた。
天然記念物に指定されたのをきっかけに「秋田犬」と正式に呼ばれるようになる。
海外でも知られるほど有名な「忠犬ハチ公」は、この秋田犬がモデル。

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アイリッシュ・テリア

テリア犬種中もっとも古い犬種の一つとされる。かつてはアイルランドの農場などで牧羊犬や番犬、猟犬として飼われていた。
飼い主に大変忠実で人なつこい性格。記憶力が高いため学習能力に優れている。かつて猟犬として飼われていた事もあり勇敢な性格でもある。

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アイリッシュ・セッター

16世紀頃、アイルランドで発展した最も古いセッター種。アイルランドに渡ったスパニエル種が、その後ポインターや他のセッター種との交配により誕生し、アイルランドやイギリスで狩猟犬として飼われていた。
温厚で陽気な性格をしており、人間や他の犬に対しても社交的に接する。活発な性格のため、成長してもやんちゃで幼稚さが残るのでしつけがしにくいと感じる場合もあるが、一度教えた事は忘れにくい性質でもある。
飼い主に忠実だが、自ら行動を起こして飼い主をリードする場合などもあり落ち着きがない所もある。アウトドア派でフリスビーやボール遊びなどスポーツが大好き。

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アイリッシュ・ウルフハウンド

紀元前14世紀から15世紀頃までにギリシャからアイルランドに上陸しアイルランドで進化し大型犬化したとされる。かつてローマ帝国時代にはローマへ献上された事もあった。
18世紀まではアイルランド農民に必要不可欠とされており、その大きな体でオオカミやキツネなどの襲撃から家畜や飼い主を守っていたとされている。
19世紀にアイルランドを襲った大飢饉の影響もあり、絶滅の絶滅の危機に瀕したが、19世紀後半に愛好家たちが保護し、様々なハウンド種との交配を重ねその頭数を増やし復活したのが現在のアイリッシュ・ウルフハウンドとされる。全犬種で最も体高が高いがその体格に反し性格は繊細で穏やか。足が速く猟犬としてとても優秀。

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アイリッシュ・ウォーター・スパニエル

アイリッシュ・ウォーター・スパニエル(Irish water Spaniel)とは、その名のとおり水中での作業を得意とする犬種で猟犬としても優れており、特に水鳥の猟に欠く事のできない犬種である。活発な性格で、遊びなどにも熱狂的に取り組む。飼い主に従順だが、飼い主以外の人間に対する警戒心が強い。
その起源は、水中での作業を得意とするポルトガルの猟犬種がスペインを経由しアイルランドに渡ったとされる。アイルランドにはかつてウォーター・スパニエルが3種類いたとされるが、アイリッシュ・ウォーター・スパニエルはその内唯一現存するもの。

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